潮 岬
Sionomisaki

潮 岬
  串本南端の太平洋に臨む岬と言うより、本州の最南端の岬と言った方が通りが良い岬である。一度は訪れてみたいと思っていたが、今回始めて実現した。
  古くから、海上交通の要所となっており、また沖合は流れが速く、風も強いため、航海の難所としても名が知られている。
潮岬灯台
  串本と岬が砂州で結ばれた陸繋島で、この陸繋島全体を潮岬と言っている。陸繋島は、標高60〜80mの隆起海食台地で、周囲の海岸は高さ40m以上の海食崖となっている。
  この灯台は、明治6年(1973)に建てられ、光達距離は36kmとの事であった。    
  今回の連れのT氏とU氏が灯台に登っている間に、灯台の反対側におりてみた。潮岬が、太平洋の荒波にもまれ、今も海食を受けている様が、すざましかった。
  大阪から来たという、母親と高校生位の娘さんが、岩に腰掛けて、スケッチをしていた。大勢いた観光客も、この辺まではおりてこないため、潮騒を除けば、実に静かな岬であった。


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