タイガーバームガーデン
( 香 港 )
Tiger Balm Garden


タイガーバームガーデン
  カオルーン(九竜)より、フェエリーボートに乗り、対岸の香港島に入った。まずヴィクトリア市より香港名物のケーブルカーでヴィクトリアピーク(553m)に登った後、車でヘアピンカーブの続く山道を下って、この公園にやってきた。
    タイガーバームガーデンは、脂薬(あぶらぐすり、脂肪油類に種々の薬物を加えて塗る外用薬、膏薬)の「万金油」を売り出し、1代で巨万の財産を築いた胡文虎が1935年に作った中国式庭園である。
    園内の丘の上には、高さ44mの七層のパゴタ(卒塔婆(そとば)のこと)が目印になっている。
  庭は、仏教の故事から取ったという怪物、怪鳥、、地獄・極楽、そして、様々の肢体の裸女などが、絵巻物の様に作られている。
  子供の成長に合わせて、教育のために作ったとのことであるが、すべてがどぎつく、グロテスクだ。  
  同じ庭園がシンガポールにもあり、その正面玄関まで行ったが、流石に、もう入る気にはなれなかった。しかし、何事も一度は、覗いてみないと話にはならない。まさしく、そんな感じの庭園であった。  
  一つ一つの細工は、表情豊かで、動きもある。思わず、笑みがこぼれるものもあるので、それなりに楽しいのが救いと言える。入場料が無料なのも大陸的で良いと思った。  
  この後、水上生活者タンミンの基地であるアバディーン、エメラルドの海が綺麗なレパルス湾(浅水湾)を見たあと、カオルーン(九竜)に戻り、シャ・ティン(沙田)に立ち寄った。そして水上レストランで昼食を取った。  


ルート

成田〜香港カイタク(啓徳)空港
〜カオルーン港(フェェリー)
〜香港島〜ヴィクトリアピーク
〜タイガーバームガーディン

歩行 1時間



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