別府温泉
Beppu


別府、観海寺温泉
  別府は大分県中部、別府湾に臨む市。鶴見岳(1375m)を主峰とする鶴見火山群を背景に、その裾野に広がる火山性の石垣原扇状地に広がる日本有数の温泉都市である。
  古くから知られている別府八湯は、別府温泉、浜脇温泉、観海寺温泉、堀田温泉、亀川温泉、芝石温泉、鉄輪(かんなわ)温泉、明礬(みょうばん)温泉からなっている。
坊主(熱泥)地獄
  血池地獄(ちのいけじごく、真っ赤な色をした温泉、泉温93度C、周囲120m)、海地獄(緑色した温泉)、坊主(熱泥)地獄や竜巻地獄、大泉源、大噴気孔等は、地獄巡りとして観光コースの目玉となっている。 
血池地獄
 
 別府温泉は、我々が行った時は、日南海岸と組み合わせて、関東方面からの新婚旅行のメッカであった。今の、ハワイと言った感じであった。
  別府温泉は、現在泉源数は2850もあるという。湧出量は毎分95,000リットルと言うから、ものすごい。関東の有名な熱海温泉は14,000リットルであるから、なんと7倍もあるわけである。
竜巻地獄
 間欠泉の龍巻地獄。当時の温泉客は、背広ネクタイ姿である。白い帽子は新婚さんのシンボルでもあった。年間宿泊観光客数は824万人と言うから、やはりものすごいボリュームである。
 我々も、九州最後の夜を、観光客の一人として、この別府温泉でのんびりとすごした。


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