ティムランド
( タ イ )
Tim Land


タイ上空
  香港より空路で約2時間で、バンコク・ドンムアン空港に到着する。
  左の写真は、タイ上空より雲の下に見え隠れする広大な川、チャオ・プラヤ川(メナム川)である。見事なまでに大きく蛇行している様は見事であった。
  東南アジアで最大の平野である。碁盤の目の様に区画された田畑と運河(クロン)が手に取るように見えた(左下の写真)。
  タイと言うと、小さいときに読んだ山田長政や朱印船の活躍したシャムの時代を思い出す。舞台となったタイの古都チョンマイ(アユティア王朝時代、17世紀)には、その遺跡が残されているとの事であった。
  時間があれば、行ってみたい所である。最盛期で日本人が2000人も住み着いたとの事だ。
ティムランド 
  ナライホテルで一服した後、古き良き時代のタイの風俗、芸能、農村生活等を見ようと、このティムランドにやってきた。
  タイは東南アジアでも珍しく、一度も他国の支配下に置かれたことの無い国である。そのためか、独自の文化が見事なまでに花咲いている感じだ。
  中庭では、若い娘たちによるタイダンスが披露されていた。それにしても、タイは美人が多いのには驚かされた。
  街の中では黄色い衣を着た僧侶が多く見られる。東南アジア諸国の中で最も熱心な仏教国でもある。男子は生涯に一度は仏門に入って、最低3ヶ月は修行しなければならないとの事であった。
  荒々しい象のショーや、タイ式キックボクシング(すっかり日本でもお馴染みになった)、タイ剣術などを見物した後、タイの古典舞踊見物に行った。 
  中庭では、蛇と記念写真を撮りませんかと言われた。流石に、その気には慣れなかった。そういえば、タイには、世界に2つしかない毒蛇研究所(パスツール)があることを思い出した。
  土産物屋でも、この蛇の皮を使った品物が、鰐皮やトカゲ、虎、豹の皮製品と共に多数列べられていた。
タイ古典舞踊
   舞台では、美しいタイ女性による古典舞踊が催されていた。哀調を帯びた楽器の音に合わせて踊る優美な古典舞踊は見応えがあった。
  古典舞踊に魅せられた訳ではないが、ホテルに戻ってから、タイの土産品を探しに近くの商店街を歩いてみた。目に付いたのが、タイ特産のジルコン(タイダイヤ)、スターサファイア、スタールビー、猫目石などの宝石類であった。
  タイ独特のデザインされたタイシルクや、銀細工のアクセサリー、木彫りの民芸品、象牙製品、竹細工、漆器、青銅品等ももの珍しく時間の経つのも忘れるほどであった。値段も安く、日本の半分ほどであった。
  最後に、街の中で、現地の人の入る食堂で、タイ料理を食った。言葉が通じないのは閉口したが、味は良かった。また、タイのフルーツの盛り合わせ(マンゴーやパパイヤ、パイン、オレンジ等)は安くて美味しかった。ホテルに帰ったのは、夜遅くであった。
  
  翌日は、東洋の真珠と言われる、マレーシアのペナン島に向かった。


ルート

香港カイタク(啓徳)空港
〜バンコク・ドンムアン空港
〜ナライホテル
〜ティムランド

歩行 3時間



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