青森・ねぶ
Aomori City


青森駅
  上野発の夜行で青森に又やってきた。前回は北海道へ行く途中であったが、今回は東北三大祭りの雄、ねぶたを見るためである。
  青森駅では、懐かしい青函連絡船が、出航の準備をしていた。
ねぶた祭り
  市内で宿を取り、8月6日の夜のねぶた連合運行に行った。3〜5日は、各町を自由に練り回り、ムードを盛り上げ、6日に大連合となり、諏訪神社〜市役所前〜青森駅前〜新町通りへと練り歩くのである。
  この祭りの主役は灯籠である。扇灯籠と人形ねぶたがある。扇灯籠は、表面に三国志などの立ち姿から取材した勇壮な3人立ての武者絵が書かれている。裏には見送り美人の立ち姿が描かれている。
  人形ねぶたは、加藤清正や牛若丸などの武者人形が主となっている。そして、その前後をハネトと呼ばれる人が自由に輪を作って跳ねるように踊っていた。
  勇壮なお囃子に合わせ、ラッセー、ラッセーと勢い良く掛け声をあげて、夏の暑い夜の町を走るように踊り回っているのである。その熱気はものすごいものであった。
  ねぶたの起源はいろいろあるが、 元来は襲ってくる眠気を意味するとのこと。収穫の秋を控え、労働の妨げをなす睡魔の飾り物と一緒に水に流し去ろうとするものである。
  ねぶたは、青森県を中心に各地で行われ、弘前市では、大きな扇ねぷたが作られている。弘前出身の女性が我が社にもいたが、やはり夏はハネトになって飛び回ったそうだ。それから、弘前では、ねぶたと言わず、ねぷた(Neputa)と言うそうである。 
  青森、弘前の飾り物は大型化し、すっかり観光行事化しているが、その他の町では、草ねぶたなどと言って、木の枝に灯籠をさげたものを、子供達が持って毎晩各家をかついでまわり、7日には海へ流すという素朴なものが行われている。  
  ものすごい熱気に包まれた大通りから宿に戻ったのは夜半を過ぎていた。連れの、T氏、O氏もこの祭りの熱気にはすっかり当てられていたようであった。
     


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