温泉プール 元は「常磐ハワイアンセンター」と言った。もともとは常磐炭鉱のリストラのために出来た施設である。炭鉱時代にあふれ出た厄介な温水(坑内で60℃)の有効活用で、当時はその排水に苦労した由。 炭鉱の廃止(閉山は昭和48年)に伴い、そのお湯を用い、地域の活性化と、従業員の再雇用を図るために出来たのが、この「常磐ハワイアンセンター」であった。 |
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豊富なお湯を使った温水プールや大露天風呂、様々な温泉施設、東北地方では珍しいヤシの木やバナナの木のある熱帯植物園等である。その他、ホテル、結婚式場、そしてゴルフ場までもある。姪のK嬢の結婚式はここで行われた。 当時は、休日となると、車を停めるのにも苦労するほど人気があった。我々も天気が悪いと、屋内プールがあるので良くここにやってきた。 |
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ナイトショー 「常磐ハワイアンセンター」は、日本初(昭和41年オープン)のテーマパークとして、当時海外で一番人気のあった、夢の島ハワイをイメージしたものであった。 アトラクションの目玉となるポリネシアン民族舞踊のステージの専属ダンサーも、自前の「常磐音楽舞踊学院」を設立して養成しているから、本物である。 ここのダンサーも従業員で、朝夕の混雑時には、配膳などの手伝いをすることで有名であった。 |
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さらにすごいのは、昭和63年、日本のサービス業で始めて、デミング賞(統計的品質管理を実施)を受賞したことだ。製造業でもまだ稀な時にである。なお、経営母体の常磐興産株式会社は東証一部上場の会社である。 平成2年に、屋内温泉公園の「スプリングパーク」のオープンと同時に、懐かしい「常磐ハワイアンセンター」から「スパリゾートハワイアンズ」に名称変更した。それからは一度も訪れていない。 |
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いわきの海 東北を代表する立派な施設ではあるが、やはり晴れた日は、直接潮風に吹かれた方のが気持ちが良いし、お金もかからない。 「スパリゾートハワイアンズ」は、たまに行くには良いが、しょっちゅうと言う訳には行かなかった。 |
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ルート 常磐自動車道 いわき湯本IC 〜10分、スパリゾートハワイアンズ |
休憩所・駐車場 駐車場 有料 各種設備在り 入場料 大人2800円 小人1800円 |
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