猪苗代・野口英世記念館
Inawasiro

 猪苗代湖
  猪苗代町は猪苗代湖の北東岸の町で、もとは会津領主葦名氏の一族の猪苗代氏の城下町(亀ヶ城)として栄えたところだ。
  写真は猪苗代湖の長浜である。猪苗代湖は南北約14km、東西約10kmで、面積で全国第4位の湖となっている。因みに第1位は琵琶湖、そして霞ヶ浦、サロマ湖と続いている。
  深さでも、第4位で、透明度は摩周湖、田沢湖に続き第3位となっている。これだけ大きくて、水も綺麗な湖は貴重だ。
野口英世記念館
  成因は、盆地の東縁を南北に走る川桁断層の活動によって出来た断層角盆地の形成に始まり、周辺の山よりの水が集まって湖となり、さらに翁島泥流の押し出しによる堰止め効果等により水位が上昇した由。
  自然の見事な演出といえる。また、湖水が太平洋と日本海の両方に注いでいるのも珍しい。
  そんな湖の湖畔(三城潟、さんじょうがた)に医学者野口英世(明治9年生)の生家(左写真)があり、昭和14年にその脇に立派な野口英世記念館が出来た。
野口英世生家内部
  左の写真は野口英世の生家の内部である。貧しい農家に生まれた英世は、幼児(1歳半)の時、ここで大やけどを負うが、その時の囲炉裏が保存されている。
  生家は江戸末期文政年間の建物とのこと。「志を得ざれば、再びこの地を踏まず」と彫り付けた柱がそのまま残されている。
  記念館には自筆文書や、清作(英世の幼名)あての母親の手紙をはじめ、いろいろな遺品が展示されていた。
  野口英世記念館の直ぐ近くに会津民俗館が出来ている。こちらは農家ではなく、会津地方の代表的な民家である、曲がりや屋中門造りの旧佐々木家住宅と旧馬場家住宅が移築されている。
  家の中には会津の伝統的な生活が窺える(うかがえる)民具、民俗資料が展示されていた。   



ルート

 
磐越自動車道 猪苗代磐梯高原IC
〜三城潟 野口英世記念館
〜会津民俗館

見学 2時間

休憩所・駐車場

駐車場 約200台 無料
 
トイレ・休憩所 あり

8208/0312
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