桧原湖 磐梯朝日国立公園の内、磐梯山(1819m)の北側の高原を裏磐梯高原(磐梯高原とも言う)と読んでいる。この高原は、標高800m前後の泥流丘陵で、1888年(明治21年)の磐梯山の噴火で流れ出した泥流で、川(長瀬川上流部)がせき止められて出来た大小200あまりの湖沼が点在する地域である。 代表的なものが五色沼であるが、一番大きい湖はこの桧原湖(ひばらこ)である。そして、秋元湖、小野川湖と続いており、この三つの湖を裏磐梯三湖(桧原三湖とも言う)と呼ばれている。 |
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桧原湖は、南北に細長い湖で、長さ10.5km、幅2.8kmの広さを持っている。一番深いところで、31mとのこと。米沢街道の宿場町桧原の集落もこの湖底に沈んだ所である。 今回は、モーターボートに乗り、豪快にこの湖を走ってみた。桧原湖には泥流丘陵からなる小島が多数浮かび、湖岸の出入りも多く、素晴らしい景観となっている。 |
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磐梯国民休暇村 この桧原湖の東の畔に出来たばかりの休暇村に泊まった。この休暇村は大規模で、宿泊施設(256人)の他、キャンプ場や、スキー場、テニスコートなどが出来ている。また貸し自転車も用意されている。 翌朝は、休暇村で自転車を借り、付近の裏磐梯湖沼巡りを行った。大小の多数の湖沼が有り、写真と名前が一致しない程であった。 |
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中瀬沼 この中瀬沼の他に、レンゲ沼、姫沼、乙女沼、花蔵沼、曽原湖等々、大小200余の湖沼があるのであるから、壮観である。自転車で回ったが、殆どが沼の畔までは行けなかった。 中瀬沼は、近くに東屋もあり、一番形も良い沼である。新緑も良いが、やはり秋の紅葉が最高とのことであった。 |
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小野川湖 磐梯山の爆発で長瀬川に注いでいた小野川の谷をせき止めて出来た湖で桧原湖と同様に、泥流丘陵からなる多数の小島が浮かんでいる静かな湖で、桧原湖の東側約2kmの所にある。三湖の内では一番小さい(周囲9.8km)湖である。 この後、秋元湖の北側を通り、吾妻小富士に登った。その後は福島に抜けた。 |
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ルート 磐越自動車道 猪苗代磐梯高原IC 〜裏磐梯高原、五色沼 〜小野川湖〜桧原湖 〜中瀬沼〜裏磐梯国民休暇村(泊) 〜秋元湖〜吾妻小富士〜福島 湖沼巡り サイクリング 半日 |
休憩所・駐車場 駐車場 桧原湖湖畔 国民休暇村 トイレ・休憩所 あり |
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