鳴子・鬼首
Naruko Onikoube

鳴子・荒雄川
  いわきを朝早く出発し、国道6号線、国道4号線、そして古川より荒尾(あらお)川(下流は江合(えあい)川と云う)と平行に走っている北羽前街道(国道47号)を通り鳴子に入った。
  鳴子(なるこ)の町名は、「続日本後紀」(837年)に火山噴火の際、熱湯が噴出し、「鳴る声の郷」と呼ばれたことに由来する由。こけしの産地としても知られている。
鬼首ロッジ
   吹上高原にある国民宿舎鬼首(おにこうべ)ロッジに泊まった。鳴子(町名以外はなるごと呼ぶ)温泉郷は、鳴子、東鳴子、鬼首、川渡(かわたび)、中山平の5つの温泉の総称である。
   鬼首の片山にある、鬼首地熱発電所は有名である。昭和50年に運転を開始し、発電出力は12,500KWである。現在、地熱発電所は全国で17ヶ所あり、その内7ヶ所が東北地方にある。自然にやさしい発電システムである。
間欠泉、弁天
  20分毎に約15mの高さでお湯が噴き出している。丁度噴出した瞬間の写真である。この一帯は見学料が取られる。
  中には、露天風呂や湯の沢、湯の滝などがある。さらに、荒尾岳(984m)を沢伝いに登ると地獄沢と呼ばれる所がある。文字通り温泉特有の熱地獄となっている。地熱発電を行える土地柄を象徴している様だ。  
湯の沢
   この後、鬼首峠を超え、秋田に向かった。今回は、1年3ヶ月の娘を連れて東北一周8泊9日の長期ドライブの2日目であった。
   今回のドライブは、男鹿、十二湖、五所河原、弘前、岩木山、恐山、奥入瀬、十和田湖、八幡平、田沢湖、小岩井農場、盛岡、平泉と回ったので、順番に紹介していきたいと思っている。


ルート

いわき(泊)〜仙台〜古川
〜鳴子〜鳴子ダム〜鬼首温泉
〜弁天〜地獄沢
〜国民宿舎・鬼首ロッジ(泊)

走行距離 200km
駐車場

間欠泉 弁天
有料


7408/0204
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