庄内町・余目
Amarume


鳥海山 
  酒田駅より羽越本線に乗り、鶴岡に向かうと、左側に鳥海山が大きく見える。線路は最上川の手前で右に大きく曲がり、最上川の鉄橋・庄内大橋を渡ると余目(あまるめ)駅に着く。
余目駅
  余目駅は最上川下流左岸(南側)にあり、羽越本線と陸羽西線の分岐点である。
  余目は庄内平野の中央部にあり、庄内米の産地で、酒、味噌、醤油の醸造業や食品製造も活発に行われている。 
  平成17年、最上川上流の立川町と合併し、現在は庄内町余目となっている。
  なお、余目は、最初読めなかったが、条里制の余戸(あまるべ)に由来しているとのこと。これで納得。 高架鉄橋で有名な山陰本線の餘部(あまるべ)駅と同じ語源である。 
余目駅前大倉庫
  余目は最上川と京田川の間に開かれた水田単作地帯で、大正3年に現陸羽本線、羽越本線の開業により、交通の要地となり庄内米の集散地として発展してきた。
  その時利用された大きな米倉庫が駅前にある。現在はこの米倉庫を利用して、駅舎や駅周辺の整備事業が推進されている様だ。呼び名も、「町新産業創造館」と云うとのこと。
余目農業倉庫1、2号棟
  下は上の倉庫の右側(酒田より)にある余目農業協同組合の倉庫である。上写真に比べて、比較的新しい倉庫だ。
  また、この余目から鳥海山山麓にかけて分布する余目油田が、JAPEX石油資源開発鰍ノより、昭和35年に発見されている。今でも日産20klの原油と、1万立方メートルの天然ガスを産出しているという。
  この余目より最上川左岸を遡上する陸羽西線で新庄に向かう。途中の清川駅から古口の間の最上峡は見応えがあった。



ルート

 
JR羽越本線 酒田駅
〜余目駅〜駅前
〜陸羽西線 新庄駅


歩行 0.5時間


 

0407/0808


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