弥陀ヶ原 月山は山形県中央部にある独立峰(成層火山)で、羽黒山、湯殿山とともに出羽三山と呼ばれている。頂上には山名の言われとなった、農業の神様、月読命(つきよみのみこと)が祀られた月山神社があり、古くからの修験の零場であった。 また、山容が牛が伏せた様にも見えるため、犂牛(くろうし)山、臥牛(がぎゅう)山とも言われていた。 |
||
月山八合目より鶴岡方面 今では、道は狭いが車で八合目(1380m)まで、登る事が出来る(バスの便もある)。今回は、安直に車で出かけた。そして、駐車場の直ぐ上の弥陀ヶ原(みだがはら)から仏生池経由で頂上(約2時間半)を目指そうと思ったが、生憎の霧雨で中止した。 弥陀ヶ原は湿原で、高山植物の宝庫となっている。木道が出来ており、「いろは48」の池塘巡りが出来る様になっている。 |
||
俳聖・松尾芭蕉が奥の細道で、この道より頂上に上り、湯殿山に抜けたとの事が記されている。 「雲の峰いくつ崩れて月の山」 との句を残している。次回は、芭蕉の後を辿ってみたいと思った。 今回は天気が悪いため、駐車場はがら空きであったが、混雑時は6合目で、順番待ちとなるほどであるから、注意が必要である。 |
||
|
|
|
ルート 山形自動車道鶴岡IC 〜羽黒町〜手向 〜月山高原道路(県道211号) 〜月山8合目〜弥陀ヶ原 歩行 1時間 |
休憩所・駐車場 駐車場 八合目 約100台 無料 トイレ・休憩所 あり |
TOP | 北海道 | 東 北 | 関 東 | 中 部 | 近 畿 | 中国四国 | 九州他 |