月 山
Mt.Gassan
1984m

弥陀ヶ原
  月山は山形県中央部にある独立峰(成層火山)で、羽黒山、湯殿山とともに出羽三山と呼ばれている。頂上には山名の言われとなった、農業の神様、月読命(つきよみのみこと)が祀られた月山神社があり、古くからの修験の零場であった。
  また、山容が牛が伏せた様にも見えるため、犂牛(くろうし)山、臥牛(がぎゅう)山とも言われていた。
月山八合目より鶴岡方面
  今では、道は狭いが車で八合目(1380m)まで、登る事が出来る(バスの便もある)。今回は、安直に車で出かけた。そして、駐車場の直ぐ上の弥陀ヶ原(みだがはら)から仏生池経由で頂上(約2時間半)を目指そうと思ったが、生憎の霧雨で中止した。
  弥陀ヶ原は湿原で、高山植物の宝庫となっている。木道が出来ており、「いろは48」の池塘巡りが出来る様になっている。  
  俳聖・松尾芭蕉が奥の細道で、この道より頂上に上り、湯殿山に抜けたとの事が記されている。
  「雲の峰いくつ崩れて月の山」
との句を残している。次回は、芭蕉の後を辿ってみたいと思った。
  今回は天気が悪いため、駐車場はがら空きであったが、混雑時は6合目で、順番待ちとなるほどであるから、注意が必要である。    



ルート

 
山形自動車道鶴岡IC
〜羽黒町〜手向
〜月山高原道路(県道211号)
〜月山8合目〜弥陀ヶ原

歩行 1時間

休憩所・駐車場

駐車場 八合目 約100台 無料
 
トイレ・休憩所 あり

8108/0307
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