「走れ! にんじゃ、風にのり」(25分、中学年向き)
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●あらすじ
あかにんじゃとあおにんじゃがあらそっています。そこへ、さむらいたちがやってきて、収穫を祝っている村人からいっぱいお米を取り上げてしまいます。あかにんじゃとあおにんじゃは、あらそうのをやめて、さむらいたちをやっつけに行きます。とちゅう、てんぐやかっぱもでてきます。最後には、さむらいの味方のくろにんじゃまで出てきます。みんなでどたばた、さあどうなるでしょうか。
●劇に出てくる歌
あかにんじゃ(12人)
あおにんじゃ(12人)
くろにんじゃ(12人)
さむらい(10人)
むらびと(10人)
てんぐ(12人)
かっぱ(12人)
ぶたい、まく、あくが、べつに なにもない。
あかにんじゃ、あおにんじゃ、ともに、きゃくせきのうしろのほうに、かくれている。これから、いよいよ、あかにんじゃと、あおにんじゃの、たたかいが、はじまろうとしている。
あかにん1 さあ、いくぞーっ!
あかにん全 おーっ!
と、きゃくせきのわきをとおって、ぶたいのかみてから、あかにんじゃ、とうじょうする。これは、ぜんしん、あかずくめのにんじゃたちだ。
あおにん1 それーっ! いくぞーっ!
あおにん全 おー!
と、こちらも、どうじに、しもてから、あおにんじゃ、とうじょうする。こちらは、ぜんしん、あおずくめのにんじゃたちだ。ぶたいに上がって、あかにんじゃ、あおにんじゃ、むかいあう。
あかにん2 あおにんじゃなんか、よわむしだ。
あかにん全 あおにんじゃなんか、よわむしだ。いーっ、だ!
あおにん2 なにを。あかにんじゃのほうが、よわむしだ。
あおにん全 あかにんじゃのほうが、よわむしだ。べーっ、だ!
あかにん全 やるか!
あおにん全 やるか!
みんな それーっ!
と、いって、みじかいかたなをぬいて、ちゃんちゃんばらばらと、やりだす。あかにん、やや,ゆうせいで、ポーズ。「あかにんじゃのうた」をうたい、おどる。
●
「あかにんじゃのうた」
子ども歌
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ぼくらは、にんじゃだ
まっかな にんじゃ
とまとに、にんじん、うさぎのめ
いちごに、りんごに、おさるのおしり、
まっかな たいよう ぼくらの なかま
ぼくらの ちからは てんまで こがす 大きな火
かとんのじゅつだ
どっどろ、どろろん、どろろんぱ ぱっぱっぱっ
どっどろ、どろろん、どろろんぱ ぱっぱっぱっ
めらめらめら、ぼうぼう、ぱきぱきぱき、ばっちん
だびで、ばびぼ、ぶばぶば、ほうっ
だびで、ばびぼ、ぶばぶば、ほうっ
あおにん3 あかにんじゃなんかに、まけるものか。それーっ!
あおにん全 あおっ! あおっ! あおっ!
と、こんどは、あおにん、ゆうせいで、はい、ポーズ。「あおにんじゃのうた」をうたう。
●
「あおにんじゃのうた」
子ども歌
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むかし せかいで はじめて
うちゅうに とびだした ひとが いったもんだ
ちきゅうは あおかった
あおいそら あおいうみ
あおいしんごう それいけ すすめ
あおい つばさを ひろげて すすめ
すいとんのじゅつだ
それ、いくぞ
ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ ぱちゃぱちゃ
ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ ぱちゃぱちゃ
ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ ぱちゃぱちゃ
ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ ぱちゃぱちゃ
ぷち ぽち ぱち ぺち ぴっちょんぱ
あおにん4 やるかっ。
あおにん全 やるかっ。
あかにん3 やるぞーっ。
あかにん全 やるぞーっ。
あかにん4 しーっ。だれか、くるぞっ。
あかあお全 だれか、くるぞ。かくれろ。かくれろ。
と、あかにん、あおにん、かくれる。そこへ、とのさまとさむらいグループ、とうじょうして、「さむらいさむさむのうた」をうたい、おどる。
●
「さむらいさむさむのうた」
子ども歌
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さむらい さむさむ
さむらい つよい
さむらい さむさむ
さむらい えらい
わしらは さむらい
せかいで いちばん
つよくて えらくて いばりんぼう
さむらい さむさむ
さむらい つよい
さむらい さむさむ
さむらい でかい
わしらは さむらい
せかいで いちばん
つよくて でかくて いばりんぼう
とのさま おいっ、さんだゆう。
さむらい1 ははっ、とのさま。なんでしょうか。
さむらい全 なんでしょうか。
とのさま そろそろ、むらの おこめも できたころだな。
さむらい2 はい、おこめは、どっさり、できてます。
さむらい全 おこめは、どっさり、できてます。
とのさま よし、よし。その おこめを、ぜーんぶ、もってこよう。
さむらい3 えーっ、ぜーんぶ、ですか。
さむらい全 えーっ、ぜーんぶ、ですか。
とのさま そうだ。ぜーんぶ、だ。
さむらい4 よし、いこう。さむらい、さむさむ。さむらい、つよい。
さむらい全 さむらい、さむさむ。さむらい、つよい。さむらい、さむさむ。さむらい、えらい。
さむらい5 それーっ、いくぞ!
さむらい全 おうっ!
と、さむらいたち、「さむらい、さむさむ。さむらい つよい」と、けいきをつけながら、たいじょう。かわって、むらびとグループ、とうじょうする。
むらびと1 さあ、ことしも、おこめが、いっぱい、とれた。
むらびと全 ことしも、おこめが、いっぱい、とれた。
むらびと2 きょうは、たのしい、むらまつり。
むらびと全 きょうは、たのしい、むらまつり。
むらびと3 うたって、おどって、さわごうよ。
むらびと全 うたって、おどって、さわごうよ。
むらびと4 わいわいわい。
むらびと全 わいわいわい。
むらびと5 がやがやがや。
むらびと全 がやがやがや。
と、むらびとたち、「むらびとのテーマ」を、うたい、おどる。
●
「むらびとのテーマ」
子ども歌
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ぼくらは みんな
はたらく なかま
ぼくらの 手から
いのちは うまれ
ぼくらの こころで
いのちは そだつ
ひとつぶの おこめから
せんつぶの おこめが
せんつぶの むぎから
まんつぶの むぎが
ぼくらは みんな
はたらく なかま
ぼくらの 手から
いのちは うまれ
ぼくらの ちからで
あしたは ひかる
おひさまが のぼれば
ぼくらは めざめる
お月さま のぼれば
ぼくらは ねむる
と、そこへ、さむらいグループ、とうじょう。
さむらい6 おい、おこめを、ぜーんぶ、ここにだせ。
さむらい全 おこめを、ぜーんぶ、ここにだせ。
むらびと6 えーっ、
むらびと全 えーっ、
むらびと7 ぜーんぶ、ですか。
むらびと全 ぜーんぶ、ですか。
さむらい7 そうだ。
さむらい8 そうだ。
さむらい全 ぜーんぶ、だ。
さむらい9 それーっ! いくぞーっ!
さむらい全 おーう。
と、いって、おこめを みんな もっていく。むらびとたち、「やめてください」「もってかないで」と、くちぐちに、わめき、さけび、なき、なげくことをわすれないように。
むらびと8 こまったなあ。
むらびと全 こまったなあ。
むらびと9 おなかが すいちゃうよ。
むらびと10 おなかが すいたら、しんじゃうよ。
むらびと全 こまったなあ。こまったなあ。
むらびと11 ぼくたち、ないちゃうよ。わーんっ!
むらびと全 わーん、わーん。
と、むらびとグループ、ぶたいのまんなかの、まえのほうで、小さくなって、わんわんおいおいと、なく。そこへ、かげで、見ていた、にんじゃたち、とうじょうする。
あかにん5 みんな、なくのは、やめな。
あかにん全 なくのは、やめな。
あおにん5 ないていたって、なんにも、ならない。
あおにん全 ないていたって、なんにも、ならない。
あかにん6 ぼくたちが
あかにん全 ぼくたちが
あおにん6 ぼくたちが
あおにん全 ぼくたちが
あかあお全 ぼくたちが、さむらいを、やっつけて、おこめを、とりかえしてきてあげる。
あかにん7 ぼくらは、はしる。かぜにのり。
あかあお全 ぼくらは、はしる。かぜにのり。
あおにん7 ぼくらは、すすむ。くもにのり。
あかあお全 ぼくらは、すすむ。くもにのり。
あかにん8 それ、いくぞーっ!
あかあお全 おうっ!
と、あかあおにんじゃたち、「はしるテーマ」をうたいながら、ぶたいからおり、きゃくせきを まわる。にんじゃらしく、かっこうつけて、はしること。
●
「はしるテーマ」
子ども歌
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かぜにのり
ぼくらは はしる
くもにのり
ぼくらは すすむ
やまをこえ
かわをこえ
たにを ひとっとび
ぼくらは はしる
はしる はしる はしる はしる
かぜにのり
ぼくらは はしる
くもにのり
ぼくらは すすむ
そらをとび
ほしをとび
にじを ひとっとび
ぼくらは はしる
はしる はしる はしる はしる
と、きゃくせきを一周して、ぶたいにもどると、そこは、すでに山である。
あおにん8 あっ、山だ。大きな山だ。
あかあお全 大きな山だ。
あかにんH 山をこえよう。
あおにん9 うん、山をこえよう。
あかあお全 山をこえ、
あかあお全 山をこえ、
あかあお全 山をこえ、
と、にんじゃたち、山をこえていく。そこへ、山のてんぐグループ、とうじょうする。
てんぐ1 おい。
てんぐ2 おい、おい。
てんぐ3 おい、おい、おい。
てんぐ全 おい、おい、おいの おい。
てんぐ4 ここは、とおさないぞ。
てんぐ全 ここは、とおさないぞ。
あかあお全 だれだ。おまえたちは。
てんぐ5 わしらは、この山にすんでいる てんぐさまだ。
てんぐ全 てんぐさまだ。
と、てんぐグループ、「てんぐのテーマ」をうたい、おどる。
●
「てんぐのテーマ」
子ども歌
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ながいはななら おいらのことさ
あかいかおなら わしらのことさ
てんから てんてん おりてきたよ
てんつく てんつく おりてきたよ
てんぐの ちからは てんかいち
てんぐの うちわを ひとふきすれば
せかいは みんな そらを とぶ
やまの からすも そらを とぶ
えっへんっ!
てんぐ6 てんぐの ちからは てんかいち。
てんぐ全 てんぐの ちからは てんかいち。
てんぐ7 えっへん!
てんぐ全 えっへん!
てんぐ8 てんぐの うちわで、ふきとばしてやるぞ。
てんぐ全 てんぐの うちわで、ふきとばしてやるぞ。それーっ!
と、てんぐグループ、うちわで あおぐ。
あおにん10 うわーっ、とばされそうだ。
あおにん全 うわーっ、とばされそうだ。
あかにん10 かぜなんか、へいきだぞ。
あかにん全 かぜなんか、へいきだぞ。かぜは、ぼくらの、ともだちだ。
あかにん全 かとんのじゅつだ。それっ、
と、あかにんじゃたち、それぞれ、火をかざして、てんぐにおそいかかる。
どっどろ、どろろん、どろろんぱ ぱっぱっぱっ
どっどろ、どろろん、どろろんぱ ぱっぱっぱっ
めらめらめら、ぼうぼう、ぱきぱきばき、ばっちん
だびで、ばびぼ、ぶばぶば、ほうっ
だびで、ばびぼ、ぶばぶば、ほうっ
てんぐ9 わあ、あつい、あつい。
てんぐ全 あつい、あつい。
てんぐ10 たすけてくれ。
てんぐ全 たすけてくれ。
あかあお全 もう、いじわるは、しないか。
てんぐ全 もう、しません。もう、しません。
てんぐ全 ごめんなさい、すみません、ゆるしてください。
あかにん11 それじゃあ、ゆるしてあげようか。
あかあお全 ゆるしてあげよう。
あおにん11 さあ、しゅっぱつだ。
あかあお全 しゅっぱつだ。
と、にんじゃたち、ふたたび、「はしるテーマ」をうたいながら、きゃくせきへ下り、かけまわる。ぶたいに もどると、そこは、川である。
あかにん12 あっ、川だ。大きな川だ。
あかあお全 大きな川だ。
あおにん12 川をこえよう。
あかあお全 川をこえ、
あかあお全 川をこえ、
あかあお全 川をこえ、
と、にんじゃたち、川をこえていく。そこへ、川のかっぱグループ、とうじょうする。
かっぱ1 やい。
かっぱ2 やい、やい。
かっぱ3 やい、やい、やい。
かっぱ全 やい、やい、やいの やい。
かっぱ4 ここは、とおさないぞ。
かっぱ全 ここは、とおさないぞ。
あかあお全 だれだ。おまえたちは。
かっぱ5 わしらは、この川にすんでいる かっぱさまだ。
かっぱ全 かっぱさまだ。
と、かっぱグループ、「かっぱのテーマ」をうたい、おどる。
●
「かっぱのテーマ」
子ども歌
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ぼくらは かっぱ
かわいい かっぱ
あたまの上に おさらを のせて
おさらの中に おみずを いれて
かっぱの おどりを さあ おどりましょう おどりましょう
かっぱ らっぱ ぱらっぱ よよいのよよいのよい
かっぱ らっぱ ぱらっぱ よよいのよよいのよい
ぼくらは かっぱ
かわいい かっぱ
かっぱ6 かっぱの ちからは せかいいち。
かっぱ全 かっぱの ちからは せかいいち。
かっぱ7 よよいのよよいのよい。
かっぱ全 よよいのよよいのよい。
かっぱ8 かっぱの おさらで、おぼれさせてやるぞ。
かっぱ全 かっぱの おさらで、おぼれさせてやるぞ。それーっ!
と、かっぱグループ、おさらで みずをかける。(このへん、うまく、それらしく見せること。ここが、うでの見せどころ)
あかにん13 うわーっ、おぼれちゃうよ。
あかにん全 うわーっ、おぼれちゃうよ。あっぷ、あっぷ。
あおにん13 みずなんか、へいきだぞ。
あおにん全 みずなんか、へいきだぞ。みずは、ぼくらの、ともだちだ。
あおにん全 すいとんのじゅつだ。それっ、
と、あおにんじゃたち、それぞれ、水をだして、かっぱにおそいかかる。
ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ ぱちゃぱちゃ
ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ ぱちゃぱちゃ
ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ ぱちゃぱちゃ
ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ ぱちゃぱちゃ
ぷち ぽち ぱち ぺち ぴっちょんぱ
かっぱ9 わあ、こんどは、ぼくたちのほうが、おぼれてしまいそうだ。
かっぱ全 おぼれてしまいそうだ。
かっぱ10 たすけてくれ。
かっぱ全 たすけてくれ。ぶくぶく。ぶくぶく。
あかあお全 もう、いじわるは、しないか。
かっぱ全 もう、しません。もう、しません。
かっぱ全 ごめんなさい、すみません、ゆるしてください。
あおにん14 それじゃあ、ゆるしてあげようか。
あかあお全 ゆるしてあげよう。
あかにん14 さあ、しゅっぱつだ。
あかあお全 しゅっぱつだ。
と、にんじゃたち、ふたたび、「はしるテーマ」をうたいながら、きゃくせきへ下り、かけまわる。ぶたいに もどると、こんどは、なにもない。そろり、そろりと、あるきはじめる。と、そこへ、さむらい、とつぜん とうじょう。いよいよ、にんじゃたい さむらいの たたかいの はじまりだ。
●
「にんじゃとさむらいのたたかいのうた」
子ども歌
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さむ「だれだ。そこで、うろうろ、しているやつは」
にん「ぼくらは、にんじゃだ。せいぎのみかた」
さむ「なんじゃ。もんじゃ。にんじゃ。なにしにきたのじゃ」
にん「わるい さむらい、やっつけて、おこめを、かえしてもらうんだ」
さむ「わっはっは、わっはっは。さむらい、さむさむ、さむらい、つよい。にんじゃなんかに、まけないぞ」
にん「さむらい、さむさむ。さむらい、よわい。さむらいなんかに、まけない
ぞ」
さむ「なまいきな にんじゃたち。やっつけてやるぞ。
さむらい さむさむ さむらい つよい
さむらい さむさむ さむらい えらい
わしらは さむらい
せかいで いちばん
つよくて えらくて いばりんぼう」
にん「ぼくらは、にんじゃ。まっかなにんじゃ。
かとんのじゅつだ
どっどろ、どろろん、どろろんぱ ぱっぱっぱっ
どっどろ、どろろん、どろろんぱ ぱっぱっぱっ
めらめらめら、ぼうぼう、ぱきぱきばき、ばっちん
だびで、ばびぼ、ぶばぶば、ほうっ
だびで、ばびぼ、ぶばぶば、ほうっ
さむ「さむらい さむさむ、さむらい つよい。さむらい さむさむ、さむらい
えらい。わあ、あつい、あつい。たすけてくれーっ」
にん「ぼくらは にんじゃだ。あおいろ にんじゃ。
すいとんのじゅつだ。
それ、いくぞ
ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ ぱちゃぱちゃ
ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ ぱちゃぱちゃ
ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ ぱちゃぱちゃ
ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ ぱちゃぱちゃ
ぷち ぽち ぱち ぺち ぴっちょんぱ
さむ「さむらい さむさむ、さむらい つよい。ぶく、ぶく、ぶくぶくぶくぶく
たすけてくれー」
にん「どうだ。まいったか」
さむ「まいった。まいった。もう、おしまい。ちょんちょん」
にんじゃ全 どうだ。まいったか。
さむらい全 まいった。まいった。
さむらい10 こうなったら、おくのてだ。
さむらい全 そうだ。おくのてだ。
さむらい11 くろにんじゃを よぼう。
さむらい全 そうだ。くろにんじゃを よぼう。
さむらい全 おーいっ、くろにんじゃ。
と、さむらいたち、くろにんじゃを よぶ。
●このあと
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くろにんじゃが出てきて、こんどは、あかにんじゃとあおにんじゃがやられそうになります。しかし、てんぐたちとかっぱたちがあらわれて、くろにんじゃをやっつけてくれます。最後は、さむらいたちも「あやまるうた」を歌って反省して、なかよく「みんなでよろこぶうた」を歌っておしまいです。(「あやまるうた」「くろにんじゃのうた」「みんなでよろこぶうた」をのせておきます。おたのしみください。)
●
「あやまるうた」
子ども歌
ごめんなさい すみません
ゆるしてください ほいさっさ
わたしたちが わるかった
わたしたちは いばりすぎ
わたしたちは なまけすぎ
なかまはずれが だいすきで
よわいものいじめが だいすきで、
みんなに めいわく かけました
でも、でも、でも、でも、
目から、うろこがおちました
目から、火花がちりました
ごめんなさい すみません
ゆるしてください ほいさっさ
わたしたちが わるかった
わたしたちが いばりすぎ
ぼくらは まっくろ
まっくろ にんじゃ
ぼくらの せかいは
しのせかい
こわい こわい しのせかい
しにがみ、がいこつ
ゆうれい、おばけ
ぞんびに、みいらに
ひとつめこぞう
みんな みんな
ぼくらの なかまだぞ
ぼくらの ちからを あつめれば
せかいは たちまち やみのなか
やみよのじゅつだ
それ、いくぞ
ヨミヤ、ヨミヤ、ミヤイラク
ヨミヤ、ヨミヤ、ミヤイラク
イカセノシ イカセノシ
●
「みんなで よろこぶ うた」
子ども歌
ìì ì í íí
ばんざい ばんざい ばんざい
わるいさむらい あやまった
ぼくらの ちからを あわせれば
できないことなんか あるものか
ぼくらは みんな ひとつの なかま
あかにんじゃ あおにんじゃ くろにんじゃ なんじゃ
てんぐに かっぱに さむらいに むらびと
みんな みんな
みんな
ともだち
わるいいじめっこ あやまった
ぼくらの こころを あわせれば
できないことなんか あるものか
ぼくらは みんな ひとつの なかま
あかとんぼ あおだいしょう かぶとむしに けむし
かえるに ちょうちょに ゴジラに モスラ
みんな みんな
みんな
ともだち