かけあいの歌
かけあいの歌リスト
●「こどもたちと 火の山の かけあいの うた」
●「にんじゃとさむらいのたたかいのうた」
●まほうつかいと 子どもたちの うた
●がむくちゃ団とチョコピー団のかけあいのうた
●子どもたちとどろぼったのかけあいのうた
●うまあらいどんとおじいのかけあいのうた
●うしあらいどんとおじいのかけあいのうた
 
「こどもたちと 火の山の かけあいの うた(「宇宙ぼうけん・ぼくらの地球をまもれ」から)
ìì ì í íí
(火)やい、こどもたち。こんなところで 何してるんだ。うろうろするな。おろおろするな。
(子)あっ、火山だ。火の山だ。
(火)よわむし こども。さっさと かえれ。とっとと かえれ。
(子)いやだ。いやだ。かえらない。わるい 火の山 やっつけて、みんなでなかよく くらすんだ。
(火)なまいきな こどもたち。やっつけて やるぞ。
   おいらは 火山だ 火の山
   ドカン ドカン ドカン
   あっちも こっちも どこでも
   ドカン ドカン ドカン
(子)ぼくらの手には だんごに プリン
   そうだんご だんだんご
   だめだんご だだ だんご
   くしざしだんごで くしざしだ
   パープリン ピープリン プープリリンリン
   まーほうの プーリンで ちーからが ぬける
(火)こどもなんかに やられるものか
   まるやけ まるこげ やきとりだ
   おいらは 火山だ 火の山
   ドカン ドカン ドカン
   あっちも こっちも どこでも
   ドカン ドカン ドカン
(子)わっ、あつい。わっ、あつい。
   やけどしそうだ。死にそうだ。
(火)こどもなんかに やられるものか
   うんぜん ピナツボ ベスビアス
   たんぜん たこつぼ たんさいぼう
   ちきゅうは もうすぐ おしまいだ
   ちきゅうは もうすぐ おしまいだ
   おしまいだ
(子)ぼくらの手には まほうのかたな
   大きな大きな大きなアイスクリーム
   ハーイ、アイスカヤ、アイスカヤ
   ハーイ、アイスカヤ、アイスカヤ
   エイッ!
   アイスのけんは まほうのかたな
   ぬけば たまちる こおりの
   こおりのかたな
   どんなものでも つらぬきとおす
   つらぬきとおす
(火)わっ、さむい。わっ、さむい。
   さむい、つめたい、たまらない。
(子)ぼくらの ちきゅうに へいわが もどる
  (かざんが ばくはつ)
   わーい わーい わーい
  (ドカン ドカン ドカン)
   あっちも こっちでも どこでも
  (ドカーン ドカーン)
   わーい わーい わーい
  (ドカン ビン カン)
   ぼくらは みんなで 手をとって
  (かざんが ばくはつ)
   あかるい みらいを つくるのさ
  (ドカン ブスブス)
   ちきゅうは もう  だいじょうぶ
  (ドドウウ)
   ちきゅうは もう  だいじょうぶ
            (オシーマイダ)
   だいじょうぶ(オシーマイダ)
 
※かけあいの歌は、一見するとむずかしそうですが、テープで耳から聞いておぼえていくと、特別にピアノがひけなくても、かけあいの歌が入った劇をやることができます。この火山と子どもたちのかけあいも、とても長い歌ですが、おぼえてしまえば、もうへっちゃらです。ピアノが苦手な人も、かけあいの歌が入った劇に挑戦してみてください。「宇宙ぼうけん・ぼくらの地球をまもれ」は、このにぎやかなかけあいの歌のあとで、しっかりと「20億光年のかなたまで」を歌いきります。
 
「にんじゃとさむらいのたたかいのうた」(「走れにんじゃ、風にのり」から)
ìì ì í íí
さむ「だれだ。そこで、うろうろ、しているやつは」
にん「ぼくらは、にんじゃだ。せいぎのみかた」
さむ「なんじゃ。もんじゃ。にんじゃ。なにしにきたのじゃ」
にん「わるい さむらい、やっつけて、おこめを、かえしてもらうんだ」
さむ「わっはっは、わっはっは。さむらい、さむさむ、さむらい、つよい。にんじゃなんかに、まけないぞ」
にん「さむらい、さむさむ。さむらい、よわい。さむらいなんかに、まけない
  ぞ」
さむ「なまいきな にんじゃたち。やっつけてやるぞ。
   さむらい さむさむ さむらい つよい
   さむらい さむさむ さむらい えらい
   わしらは さむらい
   せかいで いちばん
   つよくて えらくて いばりんぼう」
にん「ぼくらは、にんじゃ。まっかなにんじゃ。
   かとんのじゅつだ
   どっどろ、どろろん、どろろんぱ ぱっぱっぱっ
   どっどろ、どろろん、どろろんぱ ぱっぱっぱっ
   めらめらめら、ぼうぼう、ぱきぱきばき、ばっちん
   だびで、ばびぼ、ぶばぶば、ほうっ
   だびで、ばびぼ、ぶばぶば、ほうっ
さむ「さむらい さむさむ、さむらい つよい。さむらい さむさむ、さむらい
   えらい。わあ、あつい、あつい。たすけてくれーっ」
にん「ぼくらは にんじゃだ。あおいろ にんじゃ。
   すいとんのじゅつだ。
   それ、いくぞ
   ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ ぱちゃぱちゃ
   ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ ぱちゃぱちゃ
   ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ ぱちゃぱちゃ
   ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ ぱちゃぱちゃ
   ぷち ぽち ぱち ぺち ぴっちょんぱ
さむ「さむらい さむさむ、さむらい つよい。ぶく、ぶく、ぶくぶくぶくぶく
   たすけてくれー
にん「どうだ。まいったか
さむ「まいった。まいった。もう、おしまい。ちょんちょん
 
※にんじゃとさむらいのかけあいの歌は、「さむらいさむさむ」が単純でわかりやすくて、それを軸に続いている感じです。かけあいの歌では、子ども忍者たちがさむらいさむさむをやっつけますが、劇の中では、くろ忍者たちがあらわれて、さあ、大変です。
 
まほうつかいと 子どもたちの うた(「つきよの もりの ものがたり」から)
ìì ì í íí
(ま)だっ、だれだ。おまえたちは。
(子)あっ、まほうつかいだ。
(ま)ふん、おどろいているな。
(子)もう、びっくりしたな。
(ま)よわむしめ。わっは、はっはっはっ
(子)いじわるめ。いーーーだっ。
(ま)なにしにきたのだ。よわむし こどもたち。
(子)いじわるな まほうつかいを やっつけにきたんだぞ。
(ま)子どもなんかに やられるもんか。
   イカツ イカツ ウホマ
   イカツ イカツ ウホマ
(子)ぼくらの 手には
   まほうの かたな
   びゅんびゅん びゅんびゅん
   びゅるるん るん
(ま)子どもなんかに やられるもんか。
   イカツ イカツ ウホマ
   イカツ イカツ ウホマ
(子)ぼくらの 手には
   まほうの すずだ
   チリリン チリリン
   チリリン リン
   チリリン チリリン
   チリリン リン
(ま)子どもなんかに やられるものか。
   イカツ イカツ ウホマ
   イカツ イカツ ウホマ
   レナ ニシイ
   レナ ニシイ
   ウホッ!
(子)あっ、からだが うごかない。いしに されそうだ。
(ま)イカツ イカツ ウホマ
   イカツ イカツ ウホマ
   レナ ニシイ
   レナ ニシイ
   ウホッ!
(子)たすけて、いしに なる。
 
※この歌は、ぼくがはじめて作ったかけあいの歌です。かけあいの歌の中では、子どもたちが石にされそうになりますが、劇の中では「まほうのうちわ」を使って、子どもたちがはんげきに出て、まほうつかいが空に飛ばされそうになって、あやまって、めでたしめでたしです。でも、空に飛ばされそうになって、あやまるまほうつかいって、いったい何なんだ。まほうつかいは、もともと空を飛ぶからまほうつかいじゃないのか?! と、まあ、こまかいことは考えないで、劇をたのしんでください。
 
がむくちゃ団とチョコピー団のかけあいのうた(「地底ぼうけん、SOS!」から)
ìì ì í íí
が)チョコピー団は よわむしなかま
   チョコレートなんて たべるもんじゃない
   口に入れても すぐとける
   とけて きえたら もう おしまい
   よわむし チョコピー もう おしまい
(チョ)なんだ がむくちゃ べたべたなかま
   チューインガムなんて かむもんじゃない
   口に入れても 食べられない
   くっちゃら くっちゃら しつこいね
   べたべた がむくちゃ しつこいね
(が)なんだ、チョコピー ウロチョロするな
(チョ)うるさい、がむくちゃ べたべたするな
(が)チョコピー よわむし はさんで すてろ!
(チョ)がむくちゃ けむし つぶして すてろ!
(が、チョ)あいことばは がむくちゃ(チョコピー)!
 
子どもたちとどろぼったのかけあいのうた(「地底ぼうけん、SOS!」から)
ìì ì í íí
ど)おい、まて、子どもたち
子)あっ、どろぼった
ど)たからの地図を こっちにかえせ
子)わたせるものか あっかんべーっ
ど)なまいきな 子どもたち、
  やっつけてしまえ。
子)のろまな どろぼった、
  やられるものか。
ど)どろぼった、どろぼった、
  わしらは、どろぼう、どろぼった。
  えーい!
子)ぼくらは、いまでは、大きななかま、
  なにがきたって、くじけるものか。
ど)どろぼった、どろぼった、
  わしらは、どろぼう、どろぼった。
  えーい!
子)ぼくらは、いまでは、大きななかま、
  なにがきたって、くじけるものか。
ど)どろぼった、どろぼった、
  わしらは、どろぼう、どろぼった。
  かべに耳あり、しょうじに目あり。
  ねこの目、うおの目、きのめ、たらのめ、
  気をつけろ、気をつけろ。
  えーい、えーい、おーっ!
子)ぼくらは、いまでは、大きななかま、
  なにがきたって、くじけるものか。
  あいことばは「がむくちゃ!」
  あいことばは「チョコピー!」
  ふたつあわせて「がむくちゃ、チョコピー!」
ど)どろぼった、どろぼった
子)あいことばは
ど)どろぼった
子)がむくちゃ、チョコピー! えーいっ!
ど)あーっ、もうだめだ。もうだめだ。
  そら、にげろ。やれ、にげろ。
  がむくちゃ、チョコピー、いたずらぼうず。
  なんで、こんなにつよいんだ。
子)あっ、どろぼったが、にげていく。にげていく。
  えい、えい、おーっ!
 
※「地底ぼうけん、SOS!」は、どろぼったとがむくちゃ団とチョコピー団の3つのグループが三つどもえでぼうけんをするはなしです。そこに地下の国のおかしなキャラたち(ミミズ、モグラ、きゅうけつこうもり、がいこつ)があらわれて、もう、めちゃくちゃ(?)です。かけあいの歌も、劇のはじめの方と終わりの方で二つあって、なかなかにぎやかです。が、これも、テープで耳から聞いて覚えてやれば、ピアノがひけなくても、へっちゃらです。
 
うまあらいどんとおじいのかけあいのうた(「昔話・したきりすずめ」から)
ìì ì í íí
おじ うまあらいどん、うまあらいどん。
   すずめの おうちを おしえておくれ。
うま ほいきた。おしえて、あげようか。
   ごっしごし ごっしごし。
おじ それは うれしい。ありがたい。
うま うまのあらいじるを、三ばい のんだら、
   おしあてあげるよ。
   ごっしごし ごっしごし
おじ のみましょう。のみましょう。
   それっ。
   ごっくんこ。
うま おつぎは 2はいめだ。
   ごっしごし。ごっしごし
おじ のみましょう。のみましょう。
   それっ、
   ごっくん、ごっくんこ
うま さいごの 3ばい のめるかな
おじ のみましょう。のみましょう。
   それっ、
   ごっくん、ごっくん、ごっくんこ。
   ふう、やっと、のめた
 
うしあらいどんとおじいのかけあいのうた(「昔話・したきりすずめ」から)
ìì ì í íí
うし なぞなぞ、だすぞ。よういは、いいか。
   いいか。わるいか。いるかは、いるか。
   うっしし、うっしし。うっしうし。
おじ よういは、いいぞ。さっさと、だしな。
   つのだせ。やりだせ。なぞなぞ、だしな。
うし なぞなぞ、だすぞ。よういは、いいか。
   いいか。わるいか。いるかは、いるか。
  「せんにんの こどもが おてて つないで
   つなひきを しているよ」
   なーんだ。
おじ これは、こまった。わからない。
   わからないから、こたえがない。
うし うっしし、うっしし。うっしうし。
おじ つなひき、あせかき、いとをひき
   わかった。こたえは「なっとう」だ。
 
※「昔話・したきりすずめ」のかけあいは、ぼくのものとしてはめずらしく、たたかいのかけあいではありません。おじいさんが舌切り雀をさがしに行くときに登場するうまあらいどんとうしあらいどんを、かけあいの歌にしてみました。
ìì ì