まほうつかいの歌
わしらは まほうつかい
ほうきに またがり
つきよの そらを とぶ
まほうの じゅもんは ないしょの じゅもん
イカツ イカツ ウホマ
イカツ イカツ ウホマ
レナ ニシイ
レナ ニシイ
ウホッ!
わしらは まほうつかい
かえると いっしょに
もりの なかで ねむる
まほうの じゅもんは ないしょの じゅもん
イカツ イカツ ウホマ
イカツ イカツ ウホマ
レナ ニシイ
レナ ニシイ
ウホッ!
※「」つきよのもりのものがたり」のまほうつかいは悪キャラで、おとなたちを石に変えてしまいます。まほうの呪文は「レナニシイ」というはんたいことばです。最後の「ウホッ!」というところで、子どもたちは、みんな、とびはねながら、うたいます。
ぼくらは、小さなまほうつかい
小さな小さなまほうつかい
ぼくらのとしはまだわかい
たったのたったの五百さい
でも、まだ、たまごだぞ
まほうつかいのたまごだぞ
まほうのじゅもんはまだおぼえたて
エロイム、エロイム、エッサッサ
エロイム、エロイム、エッサッサ
アシ、バリ、ビリ、スト、エーホ
アシ、バリ、ビリ、スト、エーホ
ムームー、フガフガフッ
※「小さな小さなまほうつかいたちの大きな大きなぼうけんの話」に出てくるまほうつかいたちが使う「まほうのじゅもん」は、水木しげるの「あくまくん」の「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム、われはもとめ、うったえたり」と、童謡の「おさるのかごや」の「エーッサ、エーッサ、エッサホイサッサ」をがったいしました。「アシ、バリ、ビリ、スト、エーホ」は何となく頭に浮かんだ音をならべました。最後の「ムームー、フガフガフッ」は、ただの音あわせです。こんな呪文で、ほんとうにききめはあるのでしょうか。それは、なぞなぞです。