人間学とは         もどる           


<人間学>

 人間学とは、人間の本質を探ろうとする学問です。
 

私は学者ではなく、大学等でなされる「人間学」とは関係ありません。
あくまでも独学によるものであります。学問とは問いかけながら学ぶことで、良い問いかけが
よい答えを生みます。良い問いかけが、人生をよい方向に導きます。

つまり、学問とは人間を創りあげるものであり、目的ではなく、手段であります。
知識は学問によって得られるものですが、あくまでも材料であり、日常に活かす知恵が必要です。

大切なことは、
「何を学んだかではなく、学んだことをいかに活用するのか」です。

枝葉末節にとらわれると、ことが起きるたびに動揺し、まわりに振り回されてしまいます。
本質である根幹を探ることが、よく生きることとなります。
つまり人間学とは、よりよく生きるための知恵です。

 

 <基本的な姿勢>

「人は幸せになるために生まれてきた。人生は楽しむためにある」
を基本姿勢として、わかりやすい内容にしたいと思います。

よろしくお願いいたします。


 <わかりやすい人間学?>

人間学をわかりやすく(?)、説明したいと思います。

人間学とは、もともと哲学の中に位置づけられていましたが、学際的要素が強く、人間
そのものを研究する際、さまざまな捉え方ができます。
学問の領域にとらわれず、体験も含めて「学べるものであれば何でもあり」という、柔軟な
姿勢を持っています。

これは学問をかじっていなくても、ものの見方や考え方は、人それぞれに持ちあわせています。
それを「人間として正しいのか」と追求することが、私なりの捉え方です。
つまり机上の学問ではなく、日常生活で体験を通して学び、自分の中から答えを探し出すことが、
よりよく生きる知恵になると考えます。

私の場合、心理学のワークを自分で大量にこなしました。ノートにいろいろな条件を書き出し、
自分を知ろうとしました。もちろん心理学のみでなく、気功や瞑想なども取り入れて、自分との
対話を試みました。

「汝、自身を知れ」という言葉は、2500年以上昔から存在し、多くの聖賢が、自分を知る努力を
しました。よく生きることは、本来自分が一番わかっているのですが、環境や慣習などさまざまな
要素で、それが見えなくなります。つまり、人間の根本は善であり、それを導き出すために学ぶ
ことが必要であると考えます。

 人間学とは、人間から学ぶものであり、大切なことは学ぶ意欲です。

※学際的要素:哲学・心理学・宗教学・社会学・教育学・医学など、学問には共通点があり、
 それらをふまえての研究


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