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    週刊「よりよい生き方」      NO.5      01.07.08
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○ひとこと○

たとえ人生に意味や価値を見いだせなくても、「生きていること」そのものに
意義があります。

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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。


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                      感動する力
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人は知識という「よろい」を身につけて生きています。
そのために考えれば考えるほど、堂々巡りに陥ることがあります。
そんな時には、一度、知識や慣習を脱ぎ捨てて自己を無の状態にします。
もちろん簡単に無の状態にすることはできないかもしれません。

ひとつの方法として、心の中で5歳の子供を想像してみます。
5歳の自分自身をイメージしてもいいでしょう。
そして子供でもわかるように、今あなたが考えていることを語ります。
心の中の子供が「正しい」と応えてくれるように、説明してみてください。
真理とは5歳の子供でも知っていることなのです。

子供はとてもきれいな目をしています。
純粋で素直な心を持っています。
感性豊かに物事をあるがままにとらえます。

子供は自分の意志を持っています。
何よりも自分を大切にします。
そして自分を認めてくれる人を大切にします。

子供に話しかけるあなたは冷静で優しい大人になっています。
片ひざをついたディズニーランドのスタッフのように、子供と目線を合わせて
対話をします。
そうすることで純真なエネルギーを子供から受け取ることができます。

その純真なエネルギーとは「感動する力」です。

子供に戻ることはできなくても、元気で無垢な自分を取り戻すことはできるの
です。なぜなら、誰もが昔は子供だったからです。
あるがままのあなたに戻り、問いかけてみてください。
「本当に大切なものは何ですか」

心の中の子供と対話をしてみよう。

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○今週のことわざ○

「足ることを知る」  (たることをしる)

満足するということを知る。身分相応に満足する心境に達する。

人間にとって欲は必要ですが、限度を過ぎると執着となり、苦悩の原因となり
ます。欲を減らすことが「生きやすさ」であり、幸せは満足する心から生まれ
ます。

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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

今回の原稿を、5歳の子供の父親である友人に読んでもらいました。
彼は「いつも子供に対して、上から頭ごなしに話をする自分に気がついた。こ
れからは同じ目線で話をしてやりたい」と、語りました。それを聞きながら、
何かを考えるきっかけにしてもらえたことを嬉しく思いました。

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