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   週刊「よりよい生き方」      NO.15       01.09.16
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○ひとこと○

失敗は、よく生きるためのチャンスです。

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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。


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                続けること(1)
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「継続は力なり」を言葉で理解していても、実践の伴わないことがあります。
「あれを続けていたら、今ごろは…」と、振り返ることもあります。
たとえ過去は変わらなくても、昨日までのように生きなければならないわけで
はありません。

誰もが変わる力を持っています。
自分を変えることは、過去の生き方、ものの見方や考え方を変えることです。
過去の習慣とは違う、なにかをやってみることです。

小さな「できること」から始めればいいのです。
それは、あなたの関心があるものから取り組めばいいのです。

3日坊主は「できないこと」を、やろうとするから続かないのです。
もちろん、できないこと全てをあきらめる必要はありません。できることを続
けるうちに、できなかったことが、うまくやれるようになることもあります。

人には短所と長所があります。
短所を実践すれば「自分はダメだ」と、落ち込みます。
長所を実践すれば「自分にもできるんだ」と、自信がわきます。
短所を改善する努力よりも、長所を伸ばすことの方が、変化が早く、身につき
やすいものです。

成功の法則は、「できることをやる」ことです。
できることに取り組めば、成功率は高くなります。
それが達成感となり、積み重ねることで自信に変わります。
つまり、成功とは、小さな達成感の連続体なのです。

失敗する人は「こんな小さなこと」と、自分の達成感を正当に評価しません。
成功する人は、評価するところはきちんと評価して、自分をほめます。
できることを実践し続けるうちに、それが楽しくなり、気づいた時には自分が
変わっています。

できることを続けよう。

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○今週のことわざ○

「隗より始めよ」   (かいよりはじめよ)

遠大な計画も、まず手近なところから着手せよという意味。
また、物事はそれを言い出した人から始めるべきだ。

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ご購読ありがとうございました。
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○ふろく○

No.11でふれました「呼吸法」を紹介します。
私の場合、日常生活に呼吸法を取り入れて3年経ちますが、心身のリラックス
に効果がありました。(短気が改善され、穏やかな性格になりました)
また、これを続けることで、心の邪魔物を取り除き、自分を見つめる道具とし
て役立っています。
もちろん、全ての人に効果があるとは思いません。
興味のある方は、自己責任において、試してみてください。
構成上、1回完結にしましたので、長くなります。あしからずご了承願います。
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◇呼吸法の主な注意点◇
・肺や心拍機能に異常のある方は、医師に相談してください。
・下腹部に力が入りますので、下痢をされている場合はひかえてください。
・少なくとも食後2時間以内は避けてください。(空腹感の強い時も)

◇準備◇
・硬めの椅子に座り、背筋を伸ばします。(背もたれにもたれない)
・軽く目を閉じて、肩の力を抜きます。
・おへその少し下に丹田がありますので、慣れるまではそこに手を乗せます。
・体内の悪いものを外に出し、良い空気を取り込むイメージを持ちます。
・意識を呼吸に集中させます。
(息をはく時に下腹部に少し力を入れますが、それ以外は力を抜く)

たとえば、雑念のようなものが沸いてきても、「あっ、そう…」程度にやり過
ごします。※頭で考えないことがポイントです。

◇呼吸のイメージ◇
1.おなかをへこませながら、口から大きく息をはき出します。
2.ゆっくりと鼻で息を吸い(5秒くらい:おなかを膨らませる)
3.しばらく息を止めて (5秒ほど)
4.ゆっくりと口から息をはき出します(8秒くらい:おなかをへこませる)
5.2秒ほど息を止めてから、2〜5を繰り返します。
(秒数は目安ですから、心地よいと思えるリズムで取り組んでください)

はじめは1日1回20分を基準にしてください。(キッチンタイマーが便利)
腰掛けるほか、あぐらをかく・仰向けに寝そべる姿勢でも結構です。

ご紹介したのは、あくまでも基礎的なことです。いろいろなパターンがありま
すので、ご自身にあった方法にアレンジしていただいてもいいと思います。
当初は数字を数えましたが、慣れると、その必要もなくなります。
息をはく際、心の中で「リラックス」とつぶやくのも効果的です。
「ここちよければ、それで良し」の精神で、楽しみながら取り組んでください。
さらに関心のある方は、書籍がありますので、書店・図書館でお探し下さい。
※無理をせず、心地良さを味わいながら「継続する」のがコツです。

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<あとがき>
すてきな1週間をお過ごしください。
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