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週刊「よりよい生き方」
NO.41 02.03.17
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○ひとこと○
美しい心は、前向きな行動によって磨かれます。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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愛について
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世の中で最も尊いものは「愛」です。
「愛の反対語は、憎しみではなく無関心です」と、マザー・テレサの言葉にも
あるように、愛とは、相手に関心を持つことであり、相手を思いやる心です。
与えることが愛なら、心を受けることも愛です。
愛は自分が注いだものを、自身がいつか受け取るようにできています。
注いだ愛情が、自分のところに返ってくるまでの時間は不規則です。
瞬時に戻るケースもあれば、10年後・20年後に還ってくる事もあります。
それでもいつの日か、自分のもとに戻ってくるものです。
自分が相手に注いだ愛情は、相手からは戻らないこともあります。
Aさんに注いだ愛情が、Bさんを通してCさんに伝わり、めぐりめぐって自分の
もとに還ってくることもあるのです。
川の流れが下流へ向かうように、愛情の向かう方向は決まっています。見返り
を求めない人の方へ、愛は向かいます。まわりの人に対して、自分から愛を注
ぐ人のところに、大きな愛が還ってきます。
愛は電波のように目に見えません。見えない力は、私たちが考えている以上に
大きなエネルギーを持っています。その力を有意義に使えると、潤いと喜びを
受け取ることができます。
愛は動詞です。人を愛することは、行動の中に純粋な心を表現することです。
決まった形はありませんが、真心を伝えるためには、自分以上に相手を思いや
り、大切にする気持ちが必要です。
しかし、愛は自己犠牲ではありません。自らも楽しみながら、良い言葉の投げ
かけや実践を通して、相手に心を伝えるものです。
相手を理解しようとすることが愛です。思い悩むことではなく、相手に対して、
今の自分にできる最善の行為をすることが愛なのです。
自分以上に相手を大切にしよう。
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○今週のことわざ○
「鶏口となるも牛後となる勿れ」(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)
大きな組織の一員となっていつまでも低い地位にいるよりは、小さな組織でも
そのかしらとなるほうがよい。
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○先賢のことば○
人間というものは、自分の運命は自分で作っていけるものだということを、
なかなか悟らないものである。
(アンリ・ベルグソン)
私、未だ悟ってはいませんが、それでも運命を作るのは自分自身であることを
信じています。そして、これを信じるようになってから、幸せになれたように
思います。
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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>
卒業シーズンです。今春ご卒業される皆様、おめでとうございます。
別れの後には出会いがあります。すばらしい出会いがありますことを、お祈り
申し上げます。
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発行しています。 http://www.mag2.com/ (マガジンID:0000068952)
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