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週刊「よりよい生き方」
NO.46 02.04.21
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○ひとこと○
負けそうな気持ちを奮い立たせる力は、自分の内面にあります。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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悪い感情
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不安・心配・恐怖・怒り・憎悪・恨み・・・、
マイナスの感情に支配されれば「なぜ自分だけが・・・」と、不平を言いたく
なることもあるでしょう。
不平を言って、本当に心がスッキリするなら、気のすむまで言い続ければよい
でしょう。しかし実際には、言えば言うほど腹立たしくなります。
不平は自分を救済するどころか、自己破滅を招きます。
自己破壊への道は、悪い感情の奴隷になるところからはじまります。
感情の奴隷になれば心も暗さを増して、深い闇の中で孤独を感じます。
悶々とした孤独感から人間の悪が生まれます。
感情の奴隷にならないためには、感情が持つ法則を知ることです。
悪い感情をゼロにすることはできませんし、ゼロにする必要もありません。
悪い感情が自分の内側にあることを知るだけでいいのです。
「あっ、今、悪い感情があるな・・・」と率直に認識すれば、それ以上大きく
ならないものです。過剰に反応したり、無視するところからエスカレートして、
感情を制御不能にさせるのです。
悪い感情にも何らかの意味があります。
自分に対する危険回避のメッセージであったり、疲れを知らせるサインです。
悪い感情を知らなければ、問題解決の知恵も浮かびません。
シンプルなものを複雑にしないことが、問題解決の原則です。
問題の多くは、実にシンプルなものです。
悪い感情も小さなうちに存在を知れば、対処法が見つかります。
それをどうするかの答えは自分の中にあります。
感情は、良いことも悪いことも含めて人間にとって必要なものです。そして、
感情をコントロールできるのは、自分しかいない事実を知ることが大切です。
まず自分の感情を受け入れてみよう。
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○今週のことわざ○
「人の一寸 我が一尺」
他人の欠点は小さなものでも目に付くが、自分の欠点は大きなものでも気づか
ない。 =「人の一寸は見ゆれど我が一尺は見えず」
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○先賢のことば○
不平をこぼす人間に与えられるものは、一般に憐(あわ)れみよりむしろ軽蔑
である。
(サミュエル・ジョンソン)
「ため息をつくと幸せが逃げるよ」と、友人から教わりました。
不平もやはり、幸せを逃がす言葉です。
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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>
ホームページを開設してもうすぐ1年になりますので、更新に力を入れました。
ゴールデンウィークを含めて、さらに更新を計画ておりますので、たまに覗い
てみてください。・・・、もうすぐGWなんですね〜。
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