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　　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.128　　　　 　 03.11.16
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○今週の名言○

なにごとも、まず始めなければならぬ。

ものごとは、まず着手することが第一です。うまくいくのかを案ずるよりも、
まず始めてみることが大事です。

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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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　　　　　　　　　　　　　　　悪いことを追放する
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悪いことの形は違っても、誰にでも不幸は訪れます。
アクシデントがあると悲観的になって、気持ちが滅入ります。
深い挫折や失望感から、身動きがとれないこともあるでしょう。
何もかもがイヤになって、逃げ出したくなることがあるかもしれません。

それでも人は生きていけます。二度と立ち直れない悲劇があっても、それ以前
よりも明るく元気に生きる人がいます。悪いことが起きるたび、それを学習に
変えてステップアップする人もいます。

失敗や敗北には、さまざまなメッセージが隠されています。悪いことを追放す
る方法は、そこから何かを学ぶことです。学ぶところから人間的な成長がうな
がされて、悪いことは姿を消します。「ピンチはチャンス」とも言いますが、
悪いことがあるから人は成長できるのです。

不幸の渦中にいると平常心でいられないのは、悪いことには思考を停止させる
力があるからです。人の思考は川が流れるように絶えず動いています。動いて
いれば良いヒントが浮かんだり、違う角度から見つめることもできます。

流れない水が濁るように、思考が止まると、一つのことにとらわれます。思考
の停止が続けば、怒りや哀しみの感情が大きくなります。大きくなりすぎた感
情をコントロールすることは至難の業です。コントロールできないところから
新たな苦しみが生まれ、ますます惨めな気持ちになっていくのです。

こうした情態から脱却する方法は、止まっている思考を動かせばいいのです。
散歩や部屋の掃除など、すこし体を動かしてみるのもいいでしょう。他事をす
れば、悪いことを忘れることもできます。体の動きに応じて停止した思考も動
きだします。

楽観的な人やプラス思考の人は、悪いことが起きても思考を止めません。立ち
止まることも時には必要ですが、いつまでも立ち止まらずに歩き出すことが大
事です。思考の停止時間を短くすることが、新たな喜びを引き寄せるのです。
一時的な敗北は必要ですが、長期的な敗北は不要なのです。

人生は思考と同じように、動いて止（や）まざるものです。
この法則に反することをすれば苦しみになりますが、法則を理解すれば、運命
に支配されることなく、自分の道を歩いていけるのです。

停止時間を短くしよう。

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○心のままに○

心の状態はいつも穏やかにしていたいのですが、社会生活の中ではハラの立つ
こともありますし、時には気が滅入ることもあります。

そんな時僕が考えることは「自分にコントロールできるのか、できないのか」
ということです。自分にコントロールできないことに対して心を煩わせても仕
方ありません。できないことに対して、思い悩まないように心がけています。
また、コントロールできないものに対して距離を置くようにしています。

僕がコントロールできない代表選手として、テレビを見ないようにしています。
テレビ番組のすべてが悪いとは思いませんが、時間の無駄遣いが多いように思
います。たしかに見ていると、面白い番組も多いことでしょう・・・。

最近はブロードバンド・コンテンツを含め、さまざまなニュースをインターネ
ットで見られますから、ますますテレビを見る時間が減りました。たまにテレ
ビのニュースを見ますが、キャスターのコメントに対して「ああ、こういう見
方もできるんだね」という程度に解釈しています。

それでも僕は弱い人間です・・・。
２〜３ヶ月に一度くらい、ガス抜きのために「土曜ワイド劇場」を見るのが楽
しみではあります。

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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

久しぶりにホームページを更新しました。
「つれづれノート」コーナーを、不定期ではありますが更新したいと思います。
（目標は週に一度ですが、あくまでもつれづれなるままに・・・）
たまにはホームページも覗いてみてください。

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