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週刊「よりよい生き方」 NO.131 03.12.07
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○今週の名言○
思い立つ日を吉日
何かをしようと決心したら、暦や占いの善し悪しを見て選ぶのではなく、その
思い立った日を吉日として、すぐ事を始めるのがよいという意味です。
始めたことに対する後悔よりも始めなかったことに対する後悔の方が、ダメー
ジは大きくなります。決めたらその日から、はじめてみましょう。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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第三の道
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今回は趣向を変えて、頭の体操です。
＜問題＞ ９つの点があります。ひと筆書きで全ての点を通過させてください。
（紙に書いて、考えてみてください）
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
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わかりましたか？
残念ながら、答えをメルマガでは図示できませんので、言葉で説明します。
上段左から １・２・３
中断左から ４・５・６
下段左から ７・８・９ とします。
ポイントは、９つの点の内側だけで考えようとすれば答えが見つかりません。
線はどれだけ枠からはみ出してもいいわけです。
カサ（傘）を書くように、
９から５と１をむすび、右に折れて２から３へと進みます。
３の点で止まらずに、延長線上で６と８を結べるところまで線をのばします。
そして６と８をむすんで、線を延長させれば７と４をむすべるようになります。
説明の仕方が不親切で申し訳ありません。
実際に紙に書いていただければわかると思います。
ちがう考え方もあります。
ヒント：地球は丸いですよね。
つまり、ひと筆書きは紙の上だけで考えるのではなく、空想の線で地球を３周
させれば９つの点を通る一本の線が引けるわけです。
紙からはみ出した線に少し角度を付ければ、９つの点を結べます。
おまけとして、ずいぶん邪道な答えですが、３点を埋められる太い筆を使えば、
あっという間に９つの点を結ぶこともできます。
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私たちは、枠の中で物事を考えようとして、枠の外まで視野に入れることを忘
れています。私たちの心は、宇宙よりも広大かもしれません。
自ら規制を入れていませんか。心の広さに限界を設けているのは自分自身です。
それならば限界の枠を、自分の力で無くすこともできるのです。
視野を広げることは、むつかしいことではありません。
自分で自分の枠を決めているだけですから、その枠をほんの少し広げてみれば
いいのです。少しずつ枠を広げていけば、ちがう世界が見えてくるはずです。
ひとつの問いに対してひとつの答えを導き出すことを、私たちは学校で学びま
した。しかし日常において、答えはひとつだけではありません。少なくとも、
ふた通り以上の答えがあるはずです。
行き詰まったときに、どれだけ答えのバリエーションを導き出せるかによって、
生きていくことが、ずいぶん楽になるのではないでしょうか。
シェイクスピアの『ハムレット』のように、「生きるべきか死ぬべきか、それ
が問題だ」ではなく、第三の道を探してみれば、もっと明るい未来を築くこと
もできるように思います。
二者択一で答えが見つからない時、第三の道を考えてみてはいかがでしょうか。
さまざまな見方をすることによって、人間としての幅が広がります。
さまざまな考え方をすることで、最悪と思っていた人生でさえも、光が見えて
くるのです。見方や考え方をほんの少し変えるだけで、今まで気づかなかった
自分の可能性が見えてくるのです。
第三の道を探してみよう。
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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞
パソコンを使っているとトラブルに対して寛大になれます。（ならざるをえな
いとも言いますが）そうした寛容さを日常に生かせれば・・・と考える次第で
あります。「仕方ないな・・・」という割り切りも、時には必要だと思います。
大掃除なども、どこで妥協するか・・・ですよね。
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