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週刊「よりよい生き方」 NO.157 04.06.06
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○今週のことば○
「思いこみ」は、人生を変えるくらいの大きな力を持っています。
プラスの思いこみがプラスの人生を創り、マイナスの思いこみがマイナスの人
生を創ります。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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刺激と反応
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ものごとの多くは「刺激と反応」という、対の関係にあります。
なんらかの刺激を与えれば、それに応じた反応が返ってきます。
パソコンのキーやマウスで刺激を与えれば、ディスプレイが反応します。
見知らぬ犬の頭をポカリと叩けば、吠えたり噛みついたりの反応をします。
パソコンや犬が示す反応は、おおかたの予測がつきます。しかし、パソコンに
しても犬にしても、予想とちがう反応をすることがあります。自分の予測とは
違う反応が返れば、腹を立てることもあるでしょう。
パソコンや犬に比べると、人間の示す反応は複雑です。人それぞれ顔が違うよ
うに、千差万別の心を持っています。おかれた状況や、その時々の気分によっ
て違う考え方をします。
私たちは人間関係において、自分が与える刺激に対して、相手がどのような反
応を示すのか予測します。ほんらい予測困難なものを予想するのですから、予
測がはずれることもあります。
相手に腹を立てるのは、自分の予測とは違う反応を示された時です。しかし相
手が示す反応は、相手の自由であって、こちらが干渉することはできません。
相手の反応は、自分ではコントロールできないのです。
唯一、刺激に対しての反応をコントロールできるのは自分自身です。
人間には理性があります。刺激から反応までのわずかな時間に、どんな反応を
したらいいのかと考えることができます。深呼吸をすれば、より冷静な判断を
することも可能です。
対人関係だけでなくストレスも、刺激に対する反応です。
刺激に対する反応がうまくできれば、ストレスが減るのです。
苦しみは、自分が不本意な反応をするところから生まれます。
刺激に対して、自分が納得できる反応をすれば、後悔することもないのです。
自分で考えて、自分で決めていることを意識すれば、刺激に対する反応を自由
自在にコントロールできるのです。
苦しみと楽しさは、自分の反応次第で、どちらにでも変わります。刺激に対し
てどんな反応をするのか、私たちはいつでも選択する自由を持っているのです。
よりよい反応をすれば、よりよい結果が生まれるのです。
自分で決めていることを意識しよう。
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○心のままに○
おかげさまで「よりよい生き方」も３年続きました。
こうして続けられたことは、読者の皆様のおかげと感謝しております。
ありがとうございました。
読んでいただける人がいなければ、ここまでの継続は不可能だったと思います。
心温まるメールにも、ずいぶん励まされました。重ねてお礼申し上げます。
僕の場合、メルマガは「続けること」が最優先でしたから、ネタがなくても体
がしんどくても、とにかく休まないことを意識しました。一度休んでしまえば、
「また今度もいいだろう」という弱さも出ますが、休まなければ、それなりに
続きます。
「継続は力なり」と申しますが、難しく捉えないで、自分のペースで楽しめば、
なんとか続くものだと実感しました。あせらず・あわてず・淡々と取り組むこ
とが、継続のコツではなかろうかと思いました。
このところ環境の変化でバタバタしたり、あいかわらず首周辺の痛みもありま
すが、幸いにも、メルマガを作れないわけではありません。こうして考えると、
つくづく、自分は運のいい人間だと思います。
運のいい人とは、まわりから見た状況に関わらず、「自分は運がいい」と思い
こんでいる人のようです。開運のコツは、いい意味での「思いこみ」ではない
でしょうか。
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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞
「いつまでメルマガを続けよう」という目標はありませんが、これからもでき
る限り続けたい気持ちです。どうか今後ともよろしくお願いいたします。
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このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
発行しています。 http://www.mag2.com/ （マガジンID:0000068952)
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＜発行者＞ 礒 ひろし （いそ ひろし）
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Copyright(C) 2004 Hiroshi Iso
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