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週刊「よりよい生き方」 NO.162 04.07.11
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○今週のことば○
プラスもマイナスもすべてを肯定できると、ひとまわり大きな人間になれます。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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大切なものほど、目には見えない
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人は、有るものに対して見向きもしないで、無いものに心を奪われることがあ
ります。「無い物ねだり」という言葉があるように、私たちは幼い頃から、無
いものに対するあこがれを持ち続けながら、生きてきたのかもしれません。
無いものに対するあこがれは、人の向上心を育みます。
欲しいものを手にするまでの道が困難なほど、人は、より多くの努力をします。
欲しかったものを手にしたときの喜びが自信となり、明日への活力になります。
しかし人間の欲望は、とどまることを知りません。
何かを手にすれば、また別の何かが欲しくなります。
いろいろなものを手に入れると、表面的に豊かになります。
それと相反するように、大切な何かを見失うことがあります。
表面が豊かになるほど、自分が本当に欲しかったものがわからなくなります。
物質的な豊かさは、何かを大切にする気持ちを奪います。
表面が豊かになるほど、心が貧しくなることもあります。
表面的な豊かさは、心の豊かさとは、必ずしも連動しないのです。
形のある物は、いつか、消えて無くなります。
目に見えるものを守ろうとするほど、人の心は何かに執着します。
苦しみの原因は執着です。
執着心が増えるほど、苦しみが大きくなるのです。
原因がわかれば、結果を変えることも可能です。
苦しみを手放すことは、こだわりを捨てることです。
こだわりを捨てれば、執着も減って、心が自由になります。
こだわりを捨てたとき、大切なものが見えてくるのです。
価値のあるものは、目に見えるものだけではありません。
ほんとうに大切なものほど、目には見えないのです。
こだわりを捨ててみよう。
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○心のままに○
何度か「よりよい生き方」の読者様としてメールをいただいた方から、メルマ
ガの相互広告のご依頼をいただきました。
基本的に僕は、メルマガには広告を載せないというスタンスでおりましたが、
発行するようになって３年が経過しましたので、路線を修正することも悪くは
ないだろうと考えて、そのお申し出をお受けしました。
「営利目的となる広告は載せない」という方針は今後も変わりませんので、ど
うかご理解願います。
さて、なぜ今回広告を載せようとしたのかを、ひとこと書かせていただきます。
ご依頼者の生き方をネット上で拝見しながら「がんばってるな」と、僕が思っ
たからです。
このホームページをじっくり拝見したわけではありませんが、カウンセリング
は有料とのことです。「それでも営利目的ではないの？」と疑問を持たれる方
が、いらっしゃるかもしれません。
僕も、どうしたものかと考えましたが、正当なカウンセリングで生計をお立て
になる方もいらっしゃいます。そういう方々とのバランスもありますので、若
干の矛盾はありますが、広告掲載をお受けしました。
苦しい弁明ですが、何卒ご理解願います。
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家庭問題・離婚問題・妊娠中絶問題などの専門カウンセラーを養成
しているＮＰＯ法人Ｗｉｎｋがお届け。カウンセリングに興味のあ
る人、悩んでいる人にヒントとお役立ち情報をお届けします。
http://www.npo-wink.org/happy-wink/
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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞
車を走らせていると、落雷のため信号が停電していました。どしゃ降りの中で
交通整理をなさっている警察官を見て、とてもありがたい気持ちになりました。
信号機が作動することも、ふだんは当たり前のように思っていますが、こうい
う事態があると、信号機にもありがたみを感じます。
「あたりまえ」と思えることにでも、ありがたみを忘れない人間でありたいと
思いました。
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発行しています。 http://www.mag2.com/ （マガジンID:0000068952)
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＜発行者＞ 礒 ひろし （いそ ひろし）
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Copyright(C) 2004 Hiroshi Iso
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