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週刊「よりよい生き方」 NO.175 04.10.10
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○今週のことば○
自分らしく生きるために心がけたいこと・・・。
・自分の長所も短所もあるがままに認めて、それを受け入れること。
・自分と人との違いに対して、どちらにも寛容であること。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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短所と長所
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たび重なった追突事故のために、今でも首の痛みが残っています。
痛みは軽くなり、８月以降病院には通っておりませんので、僕としては今の状
態を自分の標準値と考えています。
昨年の３月、停止中の追突で首を痛め、３ヶ月ほど通院しました。整形外科の
治療では完治しないと考えていましたから、ストレッチなどの体操で首周辺の
筋肉をつけようと、通院しなくなってからも毎日体操を続けていました。
そして今年３月、同じような追突事故で痛みが再発しました。自分自身、一番
のショックは、事故にあったことよりも、首の痛みが再発したことでした。
今回は前回よりも衝撃が少なかったにも関わらず、首を痛めてしまいました。
僕は毎日の体操で、以前よりも強い体にしようと思っていました。それが、わ
ずかな衝撃で、いとも簡単に首を痛めたことを、とても悔しく思った次第です。
※このメルマガは、自分の体験を述べて、同情をいただこうという趣旨ではあ
りませんので、ここからが本題です。
人それぞれに短所があります。
なんとかそれを直そうと努力する人もいますが、なかなかうまくいきません。
もちろん、僕の身近にも短所を克服して長所に変えた人がいますので、マイナ
スの矯正が不可能とは思いません。
マイナスをプラスに変えるためには、大きな努力が必要です。中途半端な心構
えで改善を試みても、何らかの障害に出会えば、元に戻ります。「自分の人生
を変えるんだ」というレベルの本気モードで何年もかけて取り組んで、はじめ
て克服できるくらい、短所の改善はむつかしいと思います。
僕の首の痛みを短所に置き換えると、よりご理解いただけると思い、例として
自分の体験を書かせていただきました。
人それぞれに長所もあります。
短所の改善に比べれば、長所を伸ばすことは容易いことです。
もちろん努力や忍耐も必要ですが、そもそも長所は「自分が好きなこと」が
ベースになっています。
自分の好きなことであれば、障害があっても短所の時の壁とは違って、ハード
ル程度にすいすいと飛び越えられます。
人間の心の中には、善もあれば悪もあります。
天使もいれば悪魔もいるのです。
ほんの少しプラスの要素を強くすれば、マイナスの要素は小さくなります。
プラスの気持ちで生きることは、自分の長所を認識しながら、それを伸ばして
いくことなのです。
長所を伸ばすことは、自分に対する自信につながります。
長所を伸ばすことは、短所を見えにくくする効果も持っています。
長所を伸ばせば、毎日を生き生きと自分らしく生きることができるのです。
自分の長所がわからなければ、好きなことをすればいいのです。
好きなことの中にも長所のヒントがあるのです。
自分の持っている長所を伸ばそう。
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○心のままに○
怒ったり悲しんだ後で、ふと我（われ）に返ることがあります。
怒りや悲しみは、自分を見失っている状態です。
いったん自分を見失った後で冷静になると、ほんらいの自分ではなかったこと
に気づきます。ほんらいの姿を見失うからこそ、ほんとうの自分というものが
わかるのではないでしょうか。
時には怒りや悲しみも必要です。
怒りや悲しみは、自分を見失った状態を示すサインと考えれば、そこから早く
立ち直れるのではないでしょうか。
冷静になれば、いつでも自分を取り戻せるのです。
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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞
雨の日には晴天のありがたさ、寒い日には暖かな日のありがたさを感じるので
すが、渦中にいるとその場所のありがたさが、わかりにくいものです。どんな
状況にも喜べる要素を感じられる人間でありたいものですね。
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このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
発行しています。 http://www.mag2.com/ （マガジンID:0000068952)
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＜発行者＞ 礒 ひろし （いそ ひろし）
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