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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.180 　　　 　 04.11.14
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○今週のことば○

苦悩の鎖（くさり）で縛り付けているのは、自分自身の考え方です。

考え方を少し変えるだけで、結果は大きく変わります。自分しだいで、自分の
未来を光り輝かせることができるのです。

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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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　　　　　　　　　　　　　　自分を否定したくなる時に
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「こんな大人にはなりたくなかった」「こんな筈（はず）ではなかった」と、
今の自分を否定したくなることは、程度の差はあっても、だれもが考えること
ではないでしょうか。

自己否定は大きな力の源になります。今の自分を否定することに問題はありま
せん。問題となるのは「そこからどうするのか」の違いです。

自己否定をプラスに向かわせるのかマイナスに向かわせるかの違いで、結果は
大きく変わります。プラスに向かえば成長の起点ですが、マイナスに向かえば
自分を破滅に追い込む始発駅になります。

人は自己否定のおかげで前進できると言っても過言ではないでしょう。現状の
自分を否定するところから新しい発想が生まれます。さまざまな変化に対応す
るためにも、自己否定は必要です。

しかし自己否定がマイナスに傾くと、自信を失い、自暴自棄におちいることも
あります。何もかもがイヤになり、大きな失望とともに生き甲斐を感じられな
くなります。こうした状態が続けば病気にもなるでしょう。

自己否定が強くなれば、自分を見ようとしなくなります。鏡をのぞけば嫌いな
自分が映るために、鏡を見る回数も減ります。

ため息や愚痴が増えて、言い訳が多くなることも自己否定の表れです。誰かや
何かに当たり散らしても気分が晴れることもなく、心はどんどん暗くなります。
マイナスの感情は雪のように積もります。いつしか自分自身を不信感の鎖で縛
りつけて、身動きできない状態にします。

生きていれば、悪いことは起こります。喜びよりも、苦しみや悲しみの方が多
いのかもしれません。しかし、辛いことやイヤなことばかり続いても、いつか、
それも終わります。ほんとうは、もう終わっているのに、終わりに気づいてい
ないから苦しんでいるのかもしれません。

大切なことは、物事には終わりがあることを知ることです。何かが終われば何
かが始まることを理解することです。終わりのない出来事はありません。終わ
りのない不幸もないのです。すべてのことには、終わりがあるのです。

うまくいっている人は、苦難に終わりがあることを知っているから、それを乗
り越えて成長できるのです。朝の来ない夜がないことを知っているから、人は
現状の暗闇に耐えられるのです。

終わりがあることを知ろう。


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○心のままに○

先日購入したパソコンには、指紋センサーが付いています。セキュリティ対策
として注目していましたので、このシステムを使用しています。

自分の指２本で指紋を登録するのですが、さすがに違う指で認証させようとし
てもエラーになります。「なるほど・・、これはいい」と、満足しております。

僕が使っている富士通製品は、Windowsログインの際に認証させるタイプです
が、できれば電源を入れる時にも使えれば、なおよろしいのに・・・と思って
いました。

IBMが先月発売したモデルでは、パソコン起動時の認証も可能です。このあた
りはメーカーの、パソコンに対する考え方の相違かもしれません。

どちらも自分が使用しているメーカーですが、指紋センサーを付けても価格を
上げなかった（と、僕は思います）ところが、ありがたいと思いました。

付いていても使わないユーザーさんもいらっしゃるでしょうから・・・。

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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

僕自身、何もかもがイヤになる一瞬があります。それを瞬時と捉えるか、永遠
と捉えるかの違いによって、苦しみの度合いが変わるように思います。

イヤな感情は、なるべく短時間で終わらせたいものですね。

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