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    週刊「よりよい生き方」     NO.216       05.07.31
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○今週のことば○


希望があれば、目の前の困難を乗り越えられます。
夢があるから、つらさや苦しさを味わうたびに、人は強くなれるのです。


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夢や希望は、人を成長させる原動力です。

人から笑われるような、ささやかなことでもいいのです。
自分なりの夢や希望を持ち続けたいものです。

夢や希望は、誰かから与えてもらうものではありません。
自分で考えて自分で決めることが、自分にとって一番大事なのです。

人は、自分の心が思い描いたとおりの人間になるのです。


「自分はダメだ」と、あきらめていませんか?
可能性を否定しているのは、ひょっとすれば、自分自身かもしれません。
「できない」という強い思いこみが、自ら伸びようとする力に、フタをしてい
るのではないでしょうか。

マイナスの思いこみをしてきたから、今、苦しんでいるのかもしれません。
思いこみのベクトルを、ほんの少し、プラスに向けてみれば、今日とは違う明
日になるのではないでしょうか。

ここから始めても、まだまだ遅くはないのです。


ここから、はじめよう。
今から、はじめよう。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


自宅付近は道が狭く、車がすれ違うためには、どちらかが左側によって譲らな
ければいけません。

毎日通る道ですから、どのポイントで待てば、対向車がストレスを感じること
なく通り過ぎられるかをわかっています。僕は相手車が遠くても、待避ポイン
トで車を止めて待つように心がけます。

「後続車がいる場合はここ」といった具合に、状況に応じた待ち方をしますが、
時々、僕を追い越す車がいます。「あ〜あ・・・」と眺めていると、案の定、
対向車も追い越した車も立ち往生します。

「あなたの車はバックできないの?」と思いながら、辛抱強く待つこともあり
ます。さすがに車から降りてケンカになる・・・などという光景には出会って
いませんが、「誰か・・、交通整理してよ」と言いたくなることはあります。

ふだんは譲りますが、譲っていただけることも多く、そういう場合、感謝の気
持ちを込めて、手を挙げながら会釈します。狭い道を広く使おうとする譲り合
いは、じつに気持ちのいいものであります。


先日イヤなことがあって、ムシャクシャしながらの帰宅途中、対向車が来まし
たので、いつものように待避ポイントで待ちました。

相手の運転手(男性)さんが、クラクションを鳴らしながら会釈をされたので
すが、ニコニコと、とても嬉しそうなお顔をしていただいたおかげで、僕の心
がホッと和みました。

車を走らせて・・・しばらくすると、自転車に乗ったおじさんがポストに郵便
物を入れて、勢いよくUターンされたのですが、僕は「しょうがないな〜」と
思いながら、すこし笑みを浮かべて車を止めました。

自転車のおじさんも「いや〜、すまないね〜」といった調子で、笑いながら頭
を下げられましたので、僕は大爆笑・・・。おかげさまで車から降りるときは、
元気な自分を取り戻していました。

どちらも見知らぬ人でしたが、譲ったつもりが、二人の笑顔から元気をいただ
いた形となり、とてもありがたく思いました。

つくづく・・・譲るのではなくて、「譲らせていただいた」おかげで、自分が
元気になれたと思いました。


見知らぬ人からも、救われることがありますね。
ありがたいことです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

花火大会や盆踊りなど、恒例の夏行事がおこなわれる週末ですが、この数年は、
そういう楽しみとの距離が遠くなりました。それでも近くでおこなわれる場合、
音は聞こえますから、自分なりに楽しんでいます。楽しみ方も、いろいろある
ものですね。

楽しい夏を、お過ごしくださいませ。

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    <発行者>     礒 ひろし (いそ ひろし)
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