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週刊「よりよい生き方」 NO.241 06.01.29
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○今週のことば○
良い言葉を使えば、自分の心はプラスに向かいます。
言霊(ことだま)と呼ばれるように、言葉には力があります。言葉は相手に心
を伝えるものですが、その力は相手だけではなく、自分にも向かいます。
自分が投げかけた言葉は、自身の耳でも聞きますから、マイナスの言葉を使わ
ないようにしたいものです。マイナスの思いでも、プラスの言葉に変換する工
夫をすれば、心もプラス思考になります。
言葉と心は連動しています。言葉遣いによって、心も変わります。言葉を磨く
ことは、心を磨くことにつながるのです。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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○心のままに○
僕はアメリカン・ドリームについて、本を読んだり、何度かアメリカ人の成功
者のスピーチを聞きました。人それぞれ印象に残るところは違いますが、僕な
りに感じたことを書こうと思います。
いろんな意味で日本は、アメリカを真似しながら成長しました。政治・経済に
とどまらず、文化や思想もアメリカの影響を受けています。
成功するための心構えや習慣を紹介した書籍やプログラムの多くは、アメリカ
からやってきました。それを実践して成功した日本人もたくさんいます。
一事が万事ではありませんが、僕なりに考えると、日本はアメリカを模倣した
ものの、すべてを真似たわけではないと思います。
さまざまな工夫と努力で成功して、お金持ちになることはすばらしいことです。
しかし多くの日本人は、それだけで終わっています。ただお金持ちになって、
いい暮らしをするだけでは、アメリカの成功者を真似たことにはならないよう
に思います。
アメリカン・ドリームには、成功した後の話があります。富を築くと同時に、
彼らは何らかの形で、その富の一部を社会に還元しています。
さまざまな施設に寄付をしたり、慈善団体の援助をしたりと、私財を社会のた
めに使っています。鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーが設立したカーネギー
ホールは、アメリカン・ドリームの象徴として有名です。
成功の喜びは、社会に還元することで、さらに大きくなります。喜びを一人占
めするのではなく、家族から社会、そして国家へと、貢献できる対象が大きい
ほど、達成感も大きくなります。
もちろん日本人にも、世のため・人のために、私財を提供する人がいるのは事
実です。すべてのアメリカのミリオネラーが社会奉仕をしているわけではあり
ませんが、傾向として、喜びを分かち合う精神は日本人よりも強いと思います。
日本人として成功した人には、大金をつかみ脚光を浴びたものの、わずか数年
で栄光を手放す人がいます。彼らは成功するための道筋はイメージできたので
しょうが、成功した後のビジョンは描けなかったのではなかろうかと思います、
倫理・道徳という表現も使われますが、成功というビジョンの中に、すこしで
も「世のため・人のため」という考え方があれば、出る杭は打たれずに済んだ
ように思います。
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なんらかの形で社会奉仕することは、お金のあるなしに関わらず、誰にでも可
能なことです。人のために何かをすることは、気持ちのいいことです。
人間はほんらい、助け合って生きていくものです。
人のためにする良いことは、いずれ自分にも返ってきます。
誰かのために何かをすることは、自分のためでもあるのです。
人間の欲求には、誰かの役に立つ、という項目もあるのではないでしょうか。
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◇ ご案内 ◇
このたび、ブログをはじめました。今年になってからの取り組みで、まだ試行
錯誤の状態ですが、パソコン・ネタや生き方に関わる思いを書いています。
気楽に書いていますが、よろしければ覗いてやってください。
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「よりよい生き方」(ブログ・バージョン)
URL : http://yoriyoi.at.webry.info/
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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>
メルマガで時事問題に触れることは避けていますが、今回は例外として書きま
した。慣れないことをすると、思いの外、時間がかかりますね。そのわりに内
容が・・・、という思いです。
言葉で思いを伝えることが難しいことを、つくづく感じました。
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