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    週刊「よりよい生き方」     NO.251      06.04.09
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○今週のことば○


忘れることのできない人がいるように、あなたのことを忘れない人がいます。
あなたは、誰かにとって、価値のある存在なのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


この2週間ほど、パソコンの入れ替えなどでバタバタしています。ノート2台
とデスクトップ1台のマシンを使っていましたが、諸事情でデスクトップを昨
日、中古ショップに買い取っていただきました。

デスクトップは1年前に自作しまたが、特別なことをしていないのにハードデ
ィスクが壊れたりと、災難続きでした。自作の場合、トラブルへの対応も、ひ
とつの楽しみではありますので、それなりに楽しむことはできました。

以前も書きましたが、自作マシンをいじり出すと、お金がかかるリスクもあり
ます。CPUはAthlon64(Socket939)を使い、静音マシンとして、それなりに
愛着はありました。しかし、このまま放置しておくと、CPUのアップグレード
をしかねない・・・という、端から見れば、くだらない悩みを抱えていました。

2回目のハードディスクのトラブルを機に、しばらく自作は封印しようと思い、
すべてのパーツを売った次第です。(ディスプレイはノートと連動して使いま
すので、本体だけです)

ぽっかり空いたスペースを眺めながら、なんだか心はスッキリしました。
人それぞれに悩みの大小はありますが、共通していることは、どこかに原因が
ある、ことです。

悩みを解決する方法は、原因を見つけ出すところから始まります。原因がわか
れば、それに対してどのように対処するかの方策も見えてきます。方策が見え
なければ、別の所に原因があるのかもしれませんね。

今回の僕のように、原因そのものを手放すことも、ひとつの方法です。原因が
わかれば、その因子と、どうつき合えばいいのかを考えることも可能です。ど
ちらかと言えば手放すよりも、上手につき合えると人間的な成長がはかれます。

時には、原因を手放せない場合もあります。手放すことはできなくても、基因
に対する見方を変えることはできます。見方が変われば、それをひとつの自分
の弱点として考えることもできるでしょう。

強い人とは、自分の弱点を知っている人です。弱みというものは、その扱い方
次第で強みに変えることもできます。自分の顔にコンプレックスを感じる人が、
それを売り物にして有名になることは、皆さんもご存じのことと思います。

人間は、「何かを失うことで何かを得る」という特性を持っています。絶望の
中では、何もかも失ったと思います。離婚や職を失えばショックですが、自由
と他の選択肢を選ぶ権利を手に入れることができます。

命がある限り、なんらかの可能性があります。あきらめない限り、前に進める
可能性があります。何もかも失う・・・ということは、命を失うまでは、あり
得ないことなのです。

人は、命のある限り、なんらかの可能性を持っているのです。
生きていれば、つらいこともありますが、喜べることもあるのです。

目の前が真っ暗になっても、明日が見えないと感じても、生きていれば、何か
が変わるのです。悪いことがあっても、生きてさえいれば、奇跡が起きること
もあるのです。

悪いことがあった時こそ、幸福への扉に近づいた証拠ではないでしょうか。
目の前は暗くても、すぐそばに、光へと続く扉があるのです。

大切な何かを失っても、とりあえず、生きていく道を選びたいものですね。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

ハードディスクのトラブルですが、2回とも電源を入れてもWindowsが立ち上
がりませんでした。1回目は外箱が保証書になっていることを知らず、交換で
はなく、下取りに出しての買い換えでした。今回は考えた末、パソコンそのも
のを手放すことにしました。

1年で2度もトラブルに遭うことは珍しいと思いますが、ハードディスクは、
いつ壊れても不思議ではないと思った方がいいのかもしれません。そのために
も、定期的なバックアップは必要ですね。

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