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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.259 　　 　 06.06.04
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○今週のことば○


「光へと続く道は、いつでも目の前にあるものです」


光につながる道は、せまい一本道ではありません。
どこからでも入ることができる道です。

自分の気持ち次第で、いつでも道は開かれるのです。
光へと続く道は、希望を持つところからはじまるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　自分を励ます言葉
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「夜明け前が、いちばん暗い」

高校時代の恩師がおっしゃった言葉です。

若い頃に心を動かされた言葉や出来事は、原体験と申しましょうか、なにかし
ら心のどこかに残っているものです。心の中の引き出しにつめ込まれた記憶が、
何かがあるとよみがえります。

僕は辛いことがあるたびに、「夜明け前がいちばん暗い」と、心の中でつぶや
きました。何回つぶやいたのかは覚えていませんが、「きっと未来は、今より
も良くなる」という願いを込めた言葉です。

自分を励ます言葉を持っていると、くじけそうになった時に、がんばろう、と
いう気持ちになれます。希望を含んだ言葉には、自分を奮い立たせる力があり
ます。人それぞれに言葉は違いますが、もっとも自分を勇気づけてくれるのは、
自分の心の中にある言葉ではないでしょうか。

そういう言葉は、自分が尊敬する人や好きな人の言葉ではないだろうかと思い
ます。言葉を思い出すと同時に、心酔した人を思い出すこともできます。

「あの人だったら、こんな時、どうしただろうか」と、考える素材にもなりま
す。自分の枠の中だけで考えていれば見つからなかった答えが、尊敬する人を
思うことで見つかることもあります。

人の心は多様性を持っています。いろんな人の立場に立って、ものごとを考え
る力があります。尊敬する人になりきって、今の自分を励ますこともできるの
です。あこがれの人からの言葉であれば、閉ざした心を開くこともできるので
はないでしょうか。

言葉は、心を動かすエネルギーです。
プラスの言葉を持ち続ける人は、プラスの心を持ち続けられる人です。
プラスの言葉がプラスの心をつくり、よりよい人生をつくるのです。

心のあり方次第で、今まで越せなかった壁を乗り越えることもできます。
心次第で、目の前の壁を打ち破ることだってできるのです。

心の中に、自分を励ます言葉を持とう。


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○心のままに○


基本的にメルマガは土曜日に作成しますので、今夜の話になります。
（配信日からすれば、昨晩ですね）

今夜、以前も書きました同窓会があります。小学校の同級生で、なおかつ地元
に住んでいる人を対象にしていますから、基本的に年２回開催されます。

会場は近所になりますので、これもありがたい話です。しかも今回は、僕の家
から徒歩３分で行ける場所ですから、これ以上の好都合はないでしょう。

ふだんは車で会場に行きますから、酒を飲むことはできません。いつもウーロ
ン茶をたのみますが、今回はビールでも飲もうか・・・などと考えています。

しかし、僕は１０年以上前に酒をやめていますから、飲むと言ってもコップに
２〜３杯が限度だろうと思います。それでもあえて「酒はやめていますから」
と、首尾一貫ウーロン茶で過ごす、という選択肢もあります。

どうせやめているんだから、後者のパターンでいこうかと考えています。
まあ、読者の皆様にとっては、ど〜でもいいこと。ですね。


人は他者から見れば、取るに足りない、どうでもいいことで悩むケースが多い
のではなかろうかと思います。人は、いろんな人の立場に置き換えて自分を見
つめることができます。

今抱えている悩みを客観的にとらえてみると、「な〜んだ、そんなことか」と、
自分に言い聞かせることもできます。人に言われれば腹の立つ言葉であっても、
自分が言うのですから、腹の立てようもありません。

悩んでいる時は視野が狭くなりがちです。ほんの少し、自分との距離を置くこ
とによって、視野が広くなるのではないでしょうか。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

いちおう来週は、メルマガ創刊５周年です。書店の雑誌ですと「５周年記念・
特大号」となりますが、僕の場合は「５周年・縮小号」になるのでは・・・、
などと考えています。

いずれにせよ、長い間続けることができたことは「読者の皆様のおかげ」と思
います。ありがとうございました。

これからも地道に続けたいと思います。

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