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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.262 　　 　 06.06.25
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○今週のことば○


拘束された時間であっても、自分の心の持ち方しだいで、楽しくすることもで
きれば、つまらなく過ごすこともできます。


時間の使い方は、自分で決めることができるのです。
たとえ自由を奪われたとしても、心の中の自由だけは、誰にも侵害することは
できないのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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　　　　　　　　　　　　　　　　時間の使い方
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学生時代、「土・日を制するものは、受験を制する」と、先生から聞いた記憶
があります。夏休みを含め、自分が自由にできる時間の使い方しだいで、大き
な成果が現れることをおっしゃったのだと思います。

僕は、ラジオを聞きながらのんびり勉強していましたので、高校も大学も志望
校には入れませんでした。今から思えば、時間の使い方が悪いことと受験の失
敗には、因果関係があったように思います。短時間でも集中してやっていれば、
違う結果になったと思います。

時間は誰にも平等に与えられています。お金持ちだから１日は２５時間あると
か、忙しい人だから１時間は６５分ある、というわけではありません。それで
も人によって、持っている時間が違うかのように感じることは事実です。

ビジネスの世界には、「仕事を頼むときは、忙しい人に頼め」という鉄則があ
ります。暇な人は、溢れるような時間を持っているわりに要領が悪く、頼んだ
ことを、なかなかやってくれません。忙しい人は、物事の優先順位を考えます
から、「あっ、これ急ぎね」と、すんなりと頼んだことを片付けます。

中には、忙しいフリをしている人もいます。「忙しい」を口癖にする人もいま
す。こういう人たちは頼んだことを、なかなかやってくれません。僕が見てき
た限りにおいて、眉間にしわを寄せて仕事をする人ほど、能率の悪い仕事をし
ているようです。やはり、仕事は楽しくやりたいものですね。

持っている時間は同じですが、できる人は時間の使い方が違います。時間は使
い方によって、長くもなれば短くもなります。時間は生き物です。その使い方
によって、敵になることもあれば味方になることもあるのです。

時間を制する人は、人生を制します。時間を制することは、充実した時間を過
ごすことです。時間をうまく管理するコツは、今していることを楽しみながら、
メリハリを入れることです。

いつも全力投球では、疲れ果ててしまいます。力を入れるところと抜くところ
を、見極めることが大事です。力を入れるべきところで、集中すればいいので
す。経験を重ねることによって、力の出し入れを学ぶことができます。

すべての基本は、目の前の物事に対して集中することです。
「一所懸命」と言いますが、今、ここに集中することが、時間を有意義に使う
特効薬なのです。

集中することは、楽しむことです。
楽しむことが、時間の有意義な使い方につながるのです

今という時間を楽しもう。


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○心のままに○


今月初め、庭の木を切ったのですが、右手の指の付け根に、水ぶくれができま
した。当初は虫さされと思って、市販の薬をつけていましたが、治らないため、
皮膚科に行きました。

はっきりとした原因はわからないのですが、かぶれというよりも、何らかの虫
に刺されて皮膚病を起こしたとのこと。（２回皮膚科に行きましたが、原因は
わかりません）薬をつけてガーゼを貼りますが、最初の頃は、ずれるといけな
いので包帯を巻きました。

おかげで、何かと不便な思いをしています。こういうことがあると、何もない
健康な状態を「ありがたい」と思います。

つくづく「あたりまえの状態」というものが、一番ありがたいことなんだ、と
思いました。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

今日（土曜日）医者に行き、水ぶくれをつぶしてもらいました。痛くもかゆく
もないだけに、なんともやっかいなものです。

皆様も、どうかケガや病気にはお気をつけください。

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