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週刊「よりよい生き方」 NO.276 06.10.08
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○今週のことば○
ただ「がんばればいい」というものではありません。
頑張っているのにうまくいかない場合、価値の無いことに挑んでいるのか、や
り方が間違っているか、のどちらかです。
やり方が間違っているのであれば、やり方を変えればいいのです。
価値のないことに挑んでいるのであれば、いさぎよく、それをあきらめること
も大事です。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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○心のままに○
歯医者さんが好き、という人は少ないと思います。僕も独特の金属音が苦手で、
痛くなるまで歯医者さんには行きませんでした。そのため奥歯は治療を施して
いない歯は、一本もありません。
これではいけないと思って、一年前、今までとは違う歯医者さんに通ったこと
を機に、歯磨きの習慣を改善しようと思いました。毎日、朝晩5分は歯磨きを
します。歯医者さんも4ヶ月おきに通う、といった具合で、歯周病や虫歯対策
をしました。
今回の歯石取りは、春よりも短期治療で終わるつもりでしたが、残念ながら、
しばらく通うことになりました。時間をかけてきちんと磨いているつもりでも、
磨けていないところがあります。
奥にちいさな虫歯があり、全体的に歯茎が腫れているとのことで、少々ショッ
クを受けています。そして前歯は磨きすぎたために歯が削れているとのことで、
この一年、何をやってきたのだろうと、考えてしまう昨今です。
力を入れてムラのある磨き方をしたことが、前回よりも状態を悪くした原因で
す。落ち込んでいても仕方がありませんので、力を入れずに、教えていただい
た通りの磨き方を心がけています。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」と言いますが、何事もやり過ぎはよくありま
せん。儒教では中庸、仏教では中道と、ともに極端に走ることを戒めています。
一所懸命に取り組むことは大事ですが、余分な力が入ると、かえって事態が悪
くなることもあります。
僕の経験ですが、高校時代の部活でうまくなりたい一心に、人の倍のトレーニ
ングをしました。しかしそれがオーバーワークとなり、股関節付近の筋肉を痛
めました。筋肉が切れる一歩手前で病院に行ったため、治りが悪く、普通に歩
けませんでした。半年ほど痛む足をかばって歩いたために、バランスが悪くな
って腰まで痛めました。
お医者さんの話では、「腰のまわりの筋肉をつけることで、痛みを感じないよ
うにする」という、逆療法的な対策しかありません。僕が毎日体操をするのも、
筋肉を落とさないことが目的です。
筋肉に関しては、過去の苦い経験から「ほどほど」がわかっています。
歯磨きも、今回の経験を生かして、ほどよい磨き方をしたいと思います。
なにごとも「ほどほど」が大切ですね。
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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>
僕のまわりでは風邪が流行っています。一日の気温差も大きい季節ですから、
どうかお気をつけください。
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<発行者> 礒 ひろし (いそ ひろし)
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