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週刊「よりよい生き方」 NO.279 06.10.29
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○今週のことば○
楽しさは独り占めするものではなく、分かち合うものです。
幸せも独り占めするものではなく、分かち合うものです。
分かち合うからこそ、喜びが大きくなるのです。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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○心のままに○
日本ハムがプロ野球・日本シリーズを制しましたが、新庄選手に注目されてい
た方も多いと思います。新庄にまつわるエピソードはいろいろありますが、一
貫した「楽しむ」という姿勢は、チームメイトやファンに良い影響を与えたと
思います。
楽しむことはいいことですが、結果が出なければ「ふざけている」とか「なめ
ている」などと、批判の的になる場合もあります。以前、オリンピック選手た
ちが「楽しんできます」と口々に出かけましたが、芳しくない結果のために、
マスコミ等から大きな批判を受けたことがありました。
眉間にしわを寄せて「がんばります」と言っていれば、違う反応があったのか
もしれません。真剣な表情を「がんばっている」と思いこんできた日本の風土
では、楽しんで何かをすることに対して、抵抗が多いように思います。
逆境があっても楽しむことを貫いた新庄は、人間的にもすばらしいと思います。
もちろん彼には、ファンに喜んでもらいたい気持ちや、感謝の思いがあったか
らこそ、楽しむことを貫徹できたように思います。
楽しむことはリスクを伴いますが、それ以上に大きな喜びを生み出します。
自分一人で楽しむのではなく、楽しみを分かち合おうとするからこそ、さまざ
まな力が働きあって、物事がうまくいくのではないでしょうか。
自分一人が頑張っていると思えば眉間にしわも寄りますが、一人で生きている
わけではありません。私たちは、さまざまな人に支えられて生きているのです。
支えられていることに気づけば、感謝の気持ちもわいてきます。
楽しさや喜びの陰には、つらさや苦しさもあります。思い通りにならないこと
があっても、自分の信じた道を進むためには、勇気や希望も必要です。
私たちの心の中には、プラスの要素もあればマイナスの要素もあります。
プラスしか持っていない人がいないように、マイナスだけの人もいないのです。
マイナスは要らないと思うから、マイナスに苦しむのではないでしょうか。
プラスもマイナスも受けとめることが、ほんとうの意味で「楽しむ」という
ことなのです。
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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>
携帯電話・番号ポータビリティが始まりました。僕はドコモを使っていますが、
基本的に乗り換えは考えていません。ただ、トヨタ車とauでハンズフリーが手
軽にできる「TiMO」というサービスには関心がありました。
車の点検でトヨタに寄った際、条件さえ合えば乗り換えようか・・・と安易に
考えましたが、Bluetooth対応のナビが必要とのことで、あきらめました。
便利なサービスは、まだまだ値段が高いですね。
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発行しています。 http://www.mag2.com/ (マガジンID:0000068952)
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