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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.282 　　 　 06.11.19
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「人間は顔が違うように、人それぞれに自分とは違うのです」


人との違いに気づいていないから、怒りや偏見を持つのではないでしょうか。

人はひとりひとり、みんな違うんです。
その違いを許容できると、もっと生きることがラクになります。

認めること、受け入れること、これができるようになると、人間としての幅が
広がります。すこしずつ・・・、心の許容量を増やしたいものですね。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


「自分のことがわからない」とか、「今の私は、本当の自分とは違うのでは」
などと、自分に対して疑問を持つはありませんか。

ほんとうの自分とか、自分らしくと言っても、はたして、どこまで自分のこと
を理解しているのでしょうか。一部分だけにスポットを当てて、それがすべて、
と思いこんでいるのかもしれません。

行き詰まりを感じると、自分はこんなものと決めつけたくなります。しかし、
ほんらい人間は、自分が思いこんでいるよりも、もっと大きな存在なのではな
いでしょうか。

古来より、よりよく生きるために「自分を知れ」と言われてきましたが、たぶ
ん、１００％自分を理解できた人はいない、と僕は思います。自分を見つめ、
深く掘り下げるほど、ますますわからないことが見つかります。

もちろん自分を見つめることによって、わかってくる部分もあります。わかる
ということは、わからないことを知ることにつながります。わからないことが
見つかれば、それを知ろうとするところから、人は成長していきます。

自分を見つめることは、自分だけを見ることではありません。自分を見つめる
ことは、座禅や瞑想でもできますが、日常生活の中にも、自分を見つめる教材
はたくさんあります。

たとえば、人との関係を通して自分を知ることができます。相手を知ることに
よって、人は自分を知ります。相手を理解しようとすることが、自分を知るこ
とにつながるのです。

仕事を通して自分を知ることも可能です。成功や失敗の体験を通して、人は自
分というものがわかってきます。もちろん趣味や好きなことに集中することで
自分を知ることもできます。

さまざまな経験を通して、人は自分というものを知ります。ただし、自分を知
ろうとする意識を持っていないと、他人や目先の現象に振り回されます。自分
を見つめ、自分に問いかける意識を持つことが大切です。

自分を見つめることを忘れると、自分を見失います。自分を見失うから、悪い
ことを人のせいにしたくなるのではないでしょうか。人のせいにすれば、苦悩
は大きくなりますが、自分を省（かえり）みれば、苦しむ前に改善策を見つけ
ることができるのです。

自分を知るところから、よりよい人生がはじまります。
自分を見つめるから、人に対してやさしく接することもできるのです。
人にやさしくなれるから、おだやかな心でいられるのです。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

携帯電話の機種変更をしました。新しい端末は、いろいろな機能がついていま
すが、僕は仕事での通話がメインで、めったにメールも使いません。たぶん５
％以下の機能しか使わないのでは・・・、と思います。

今回はデザインと液晶の大きさでSH903iにしました。物珍しさから、いろいろ
いじると、画面やメニューのカスタマイズのバリエーションが豊富で、なかな
か面白いですね。

今までPanasonicを使っていましたので、着信時に端末をオープンすれば通話
できましたが、SHの場合、いずれかのボタンを押さないと通話できません。通
話がメインの僕は、少し不便さを感じます。まあ、慣れの問題ですが・・・。

辞書機能の付いたモデルもありますので迷いましたが、気に入った機種にして
満足しています。どんなことにせよ、納得できる選択をした後というものは、
気分がいいですね。

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