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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.283 　　 　 06.11.26
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○今週のことば○


何かを失う、ということは、新しい何かを得るチャンスです。

命さえあれば、何もかも失う・・・、ということはないのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


嘔吐と下痢がひどいため病院に行ったところ、胃腸炎と診断されました。
幸い病院に行った日は祝日で、当日は寝ていましたが、それ以降は仕事への支
障もなく（メルマガに支障をきたしていますが・・・）、なんとか回復傾向に
あります。

お医者さんの話では、このところ胃腸炎が流行っているとのこと。皆様もどう
か気をつけてくださいね。

原因はわかりませんが、きちんと手を洗うなど、予防策はあります。うがいと
手洗い・・・、いわゆる風邪の予防法ですが、これからの季節、こうした基本
的なことが大切だと思います。


久しぶりに激しい下痢に襲われましたが、考えようによっては、体内の毒素を
洗い流してくれるわけですから、必要悪のように思います。もちろん好んでこ
ういう症状になる必要はありませんが、病気になった時こそ、前向きな考え方
をしたいものです。

「病は気から」であるならば、心のどこかが弱っている証拠かもしれません。
そうであれば、病気を治すコツは、心を健康にすることではないでしょうか。
心が元気になれないから病気が長引く、とも考えられます。

また、病気は日常生活の間違いを気づかせてくれるものです。多くの病気は生
活習慣の乱れが原因ですから、立ち止まって自分を省みるための良い機会です。

病気になることは、何かを気づかせてくれるサインです。
その何かを見つけた人は、病気を幸いへの基点にすることができます。

病気そのものには意味はありません。それを自分の心が、自由に解釈すればい
いのです。病気に良い意味を加えれば、ありがたいターニングポイントに変わ
るのです。

病気の時こそ、自分を知るための、いい機会なのではないでしょうか。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

病気の時は、自分へのいたわりが大事です。自分を大切にすれば、病気も早く
治るように思います。自分を大切にすることを学べば、人をいたわる気持ちも
強くなります。自分を大切にすることが、人を大切にすることにつながります。

病気とは、忘れていた大切な何かを、思い出させてくれる時間ではないでしょ
うか。

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