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    週刊「よりよい生き方」     NO.303      07.04.29
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○ ことばのチカラ ○


自分が好きなことをしていれば、心は輝いて、いい顔になります。
自分が嫌いなことをしていれば、心はよどみ、顔つきも悪くなります。


心や顔は、環境や習慣によって変化します。
しかし、心のあり方は、自分でコントロールすることができます。

いやなことでも、その中に自分の好きな部分を見つけることは可能です。
最初は部分的であっても、好きなところにスポットを当て続けると、全体を肯
定することもできます。

自分は恵まれていない、と思うのは、好きな部分を探していないのかもしれま
せん。運が悪いのではなく、目の前の問題から逃げているのかもしれません。

ものの見方ひとつを変えると、しだいに全体が変わります。
心が変われば行動が変わります。
行動が変われば、顔つきも変わります。

自分の心しだいで、いやな仕事を好きな仕事に変えることもできるのです。
活き活きとした顔でいたいものですね。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


最近はあまり読んでいませんが、心理学などの本には、人間はいくつかのパ
ターンに分類されると書いてあります。そういう本を読まなくても、いろんな
人と接していれば、人それぞれの違いを感じることがあります。

世の中にはいい人もいれば、そうでない人もいるようです。

やさしい人がいれば、冷たい人がいます。
温厚な人がいれば、短気な人もいます。
思いやりのある人がいれば、自分のことしか考えない人もいます。

性格だけではなく、表情や態度も人それぞれに違います。
いつも元気な人がいれば、寡黙な人もいます。

裏表のない人もいれば、何を考えているのかわからない人もいます。
地位や肩書きが上がった時、謙虚さを失わない人がいれば、それを得意がる人
もいます。

人は顔が違うように、心のあり方も、それぞれ違います。
顔の違いはすぐにわかりますが、心の違いは、わかりづらいものです。

人と人との間に起こる摩擦の多くは、自分と相手が同じ気持ちでいる、という
思いこみから生まれるのではないでしょうか。

自分を変えようとしない人は変わりません。そういう人に対して腹を立てるの
は、心のエネルギーの無駄遣いです。

人それぞれに、顔と同様に心も違うことを思い出せばいいのです。
自分と人との違いを認めれば、相手を認めることもできます。
違うことがわかれば、相手によって距離の取り方も、それぞれ変えられます。

自分と相手との適度な距離を保つことが、人間関係を円滑にするコツではなか
ろうかと思います。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

楽しいゴールデンウイークをお過ごしください。
その先のことは、その時考えればいいのですから・・・。

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