◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
    週刊「よりよい生き方」     NO.304      07.05.06
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
  
○ ことばのチカラ ○


失敗を恐れずに、また挑戦してみませんか。
おさない頃のように・・・。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


○心のままに○


ちいさな子供が歩き出す時は、何度も転びます。転んでも転んでもあきらめず、
また立ち上がります。最初はぎこちなくても、時間とともにしっかりと歩ける
ようになります。

子供が自転車に乗る時も、最初は何度も転びます。うまくいかなくても、自転
車に乗りたいという目標に向かって、何度でも挑戦します。

大人になれば、歩くことや自転車に乗ることは容易いことです。でも、最初は
できないところからスタートしたのです。

鉄棒で逆上がりができるようになった時のことを、おぼえていますか。
縄跳びの二重跳びができるようになった時のことを、おぼえていますか。

私たちは「できるようになりたい」という目標に向かって、何度も失敗を繰り
返しながら「できなかいことが、できるようになった」のではないでしょうか。

できなかったことができるようになった時の感動を、おぼえていませんか。
まわりから見れば、取るに足りないことでも、自分にとっては、世界が変わる
くらいの喜びがあったのではないでしょうか。

大人になると、先を考えてしまい、「自分には無理だ」と、あきらめる事が多
くなります。何もしていないのに、失敗を恐れて一歩も踏み出せない事は、な
いでしょうか。

ちいさな頃は、一所懸命がんばれたのに、そのエネルギーはどこに行ったので
しょうか。消えて無くなったのでしょうか。それとも、忘れているだけなので
しょうか。

何かに向かってがんばったことを、思い出してみませんか。
誰もが一度や二度は、歯を食いしばって、がんばった経験があるはずです。

「できない」と、あきらめることは簡単です。でも後から振り返った時、何も
しないままの日々を、後悔しないで見つめることができるでしょうか。

失敗してもいいのです。
何度でもやり直せるのが、人間というものではないでしょうか。

転んでも転んでも、また歩き出せばいいのです。
転ぶたびに、人間は強くなれるのです。

人間は自分の経験から、最も多くを学び取ることができます。
経験しなければ、学べないこともあるのです。

結果はどうあれ、何かをやり遂げた経験が自信になります。
人間は自信を積み重ねながら、成長していく生き物です。

学ぶことを忘れない限り、人間はいつまでも成長できる可能性を持っているの
です。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご購読ありがとうございました。
----------------------------------------------------------------------
<あとがき>

連休ボケのせいでしょうか・・・、先週号の号数を間違えていました。
失礼いたしました。

明日から仕事、という人も多いと思います。
気持ちの切り替えを、うまくやりたいものですね。

----------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
発行しています。 http://www.mag2.com/  (マガジンID:0000068952)
----------------------------------------------------------------------
○購読・解除・バックナンバーはこちらまで
         http://park10.wakwak.com/~ikigai/z1300.html
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
  週刊「よりよい生き方」 毎週日曜日発行
    <ご意見・ご感想> jinkan@zb.wakwak.com
    <ホームページ>  http://park10.wakwak.com/~ikigai
    <発行者>     礒 ひろし (いそ ひろし)
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
Copyright(C) 2007 Hiroshi Iso                       もどる