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週刊「よりよい生き方」 NO.334 07.12.09
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○ ことばのチカラ ○
情熱を持って挑めば、結果のいかんに関わらず、なにかが身につきます。
結果が良ければ自信となり、結果が悪ければ学習となります。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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○心のままに○
「好きこそものの上手なれ」と言われるように、人は好きなことをしている時
が、一番輝いています。好きなことに取り組む時、集中力は強くなります。集
中力があれば上達のペースも早く、良い結果を招きます。
集中力とは、一つのことに意識を向ける力です。他事に気を惑わされず何かに
挑むところから、人間の才能が目覚めます。一点に集中する力の継続によって、
才能がどんどん向上するのです。
集中しようと思っても、なかなか集中できませんが、対象を好きになれば、一
心不乱に挑みますから、自然と集中力が発揮されます。つまり集中力を強くす
る第一歩は、その対象を好きになることではないでしょうか。
集中力と、好きという感情は連動します。意識と感情との相乗効果によって、
人間としての力が強くなります。不可能と思われていたことを成し遂げる力も、
好きなことに熱中するところから生まれます。
勉強やスポーツ、仕事においても、好きになることが上達の近道になります。
野球が嫌いなプロ野球選手はいません。
サッカーが嫌いなＪリーガーもいません。
プロと呼ばれる世界で活躍する人ほど、好きという思いが強いのです。
好きという思いが強いほど、集中力が高まるのです。
その対象となる全てを好きになれればいいのですが、嫌いと思う心が邪魔をす
ることもあります。仕事が嫌いな人でも、その対象を細分化していくと、こう
いうところは苦手でイヤだけど、こういうところは結構好きだ、という部分が
見つかります。
好きなところは取り組みやすく、良い結果も早く出ます。
結果が良ければ、うれしいと思います。
まわりの評価に関わらず、自分で納得できれば、それでいいのです。
喜びの積み重ねから、意欲と集中力が高まって、上達していくのです。
好きになれば、集中力が強くなります。集中してやれば、結果も良くなります。
結果が良いと喜びが生まれて、またがんばろう、という気持ちになります。
なにごとも、できるところから取り組めばいいのです。
好きなところから、取りかかればいいのです。
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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞
僕の場合、年間４００冊以上の読書をした時期が５年ほどありました。たぶん
その頃、集中力が磨かれたように思います。そうした経験が、今では仕事にも
役立っています。身近なところから、集中力を高める習慣を始めればいいので
はなかろうかと思います。
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