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    週刊「よりよい生き方」     NO.344      08.03.02
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○ ことばのチカラ ○


何かが終われば、新しい何かがはじまります。
何かがはじまる時の新鮮な気持ちを、大事にしたいものです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


「初心忘るべからず」と言われるように、何かを始めようとする時の思いは大
切です。最初の気持ちには、希望があります。希望があれば、当初の予想とは
違う結果になっても、人間は成長していきます。

成長する過程では、壁にぶつかることもあります。心がボロボロになることも
あるでしょう。悩んだり迷ったり、落ち込んだりしながらも、希望を持ってい
れば、そうした障害を乗り越えることができます。

希望を持ち続ける原動力は、初心を忘れないことです。はじめた頃の気持ちを
思い起こせば、苦しみを楽しさに、痛みを喜びに、憎しみを感謝へと変えてい
くことが可能です。

希望を捨ててしまえば、暗い深海をさまようように、苦しさだけが残ります。
希望を忘れてしまえば、投げやりになることもあるでしょう。

自分を救えるのは、他の誰でもなく、自分自身なのではないでしょうか。まわ
りの温かな言葉に支えられても、立ち直れないことがあります。

しかし自分で自分を励ますと、どれだけ挫折を味わっても、その経験をプラス
に変えることができます。自分で自分を励ませば、いつでも前向きな心になれ
るのです。

心の中に希望という光があれば、自分を励まし、自分を救えるのです。
暗闇を抜け出すのは、自分自身が持っている光の力なのです。

苦しくなったら、最初の気持ちを思い出せばいいのです。
つらくなったら、もう一度、初心に返ればいいのです。

気持ちの持ち方ひとつで、人は何度でも立ち上がることができます。
初心に返ることが、目の前の壁を突き破る力になるのです。

その時々に応じて、初心に返りたいものですね。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

慌ただしい日々が続いて、なかなか疲れもとれませんが、2週間ぶりにメルマ
ガを書いていると、そうした疲れも吹き飛んだように思いました。

タイトな時間でも、こうして書くことが、僕にとっての「初心に返る」ことで
はなかろうかと思います。あっさり終わることがあっても、今後ともよろしく
お願いいたします。

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