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    週刊「よりよい生き方」     NO.346      08.03.16
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○ ことばのチカラ ○


学生の卒業は、学校が決めるものです。
社会人の卒業は、自分で決めるものです。


今の日常がイヤだからと逃げるのではなく、試練だと思って、ここから卒業す
るつもりで乗り切れば、もっとすばらしい明日がやってくるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


社会に出ると、これといったイベントが無いために、時の流れが早く感じられ
ます。年を重ねるごとに、月日の経つのが早くなりますから、イベントだけの
問題ではないのかもしれません。

それでも何らかのイベントを設定しておけば、生活にもメリハリができると思
います。毎日同じことの繰り返し、という生活は変わらなくても、自分なりの
イベントを設けることは可能です。

友人と食事に行ったり、ぶらりと旅に出かけたり、というぐあいに手軽なもの
でいいでしょう。くふう次第で、お金をかけずにできるイベントがありますの
で、自分にあったものを見つければいいと思います。

僕は時々、ぶらりと出かけて、ビジネスホテルに泊まることがあります。これ
という目的はありませんが、つかの間の、日常を忘れる時間になります。

読書の時間も、本に集中して日常を忘れますから、考えようによってはイベン
トかもしれません。そういう意味では、僕はほとんど毎日、寝る前に本を読み
ますので毎日の生活の中にイベントがある、と考えることもできます。

学生時代の体育祭や文化祭、遠足や修学旅行は、誰かに決められた行事ですが、
社会人のイベントは、自分で決めるもの、と僕は思います。

ことの大小に関わらず、日常を忘れる時間を設けることが大事です。
言い方を変えれば、イヤなことを忘れるための時間でもあります。

何かに対して夢中になると、日常のイヤなことを忘れることができます。
一心不乱に何かに打ち込んでも、イヤなことを忘れられます。
イベントを通して、イヤなことを忘れることも可能です。

イベントとは、オンとオフを切り替えるための催しでもあります。
オンとオフを上手に使い分けられる人は、いつも生き生きと輝いています。

つらいことや苦しいこと、イヤなことや疲れることが多い日常だからこそ、夢
中になれる何かを、生活の中に取り入れたいものですね。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

どんな時でも、自分を最も勇気づけられるのは、自分自身の励ましです。
「がんばれ」という言葉は、自分自身に対して使う言葉ではと思います。

うまくいったら、自分自身にご褒美を与えるのもいいでしょう。「イベントを
ご褒美にする」というのもいいのでは、と思います。

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