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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.348 　　 　 08.03.30
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○　ことばのチカラ　○


どんな状況におかれても、今の自分にできることがあります。
自分のおかれた立場の中でベストを尽くす。


要領が悪くても、頭が悪くてもいいのです。
今できることを一所懸命やる人が、大人物になります。

人間の成長には、冬の時代も必要です。厳しい冬を乗り越えて桜が咲くように、
厳しい環境を乗り越えた人間は、強くて美しいのです。

病気になれば、人のありがたみがわかり、自分の未熟さを知ることができます。
挫折を味わえば、人の痛みもわかるようになります。

無意味な経験など、なにひとつありません。
苦悩の中にある意味を見つけて、そこから学べば、大きな財産になります。


すべての出来事は、大きな喜びを知るための助走なのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


もうすぐ４月。心を新たにする格好の時期でもあります。

日本では昔から、大晦日に一区切りをつけてお正月を迎える、という風習があ
ります。昨日までとは何も変わらないのに、新年を迎えると、なにかしら晴れ
晴れとした気持ちになります。

新学期とか新年度にも、一区切りつけた後の、新鮮な感覚があるのではないで
しょうか。何かをはじめたり、何かをやめたりと、昨日までとはちがう自分に
生まれ変わるよい機会です。

お正月や新年度は社会という大きな流れの中で、習慣化されたものです。何か
を変える場合、大きな流れに乗ったほうが変えやすい、という法則があるよう
に思います。

飛行機が偏西風を利用したり、ボートが川の流れを利用したりと、流れに乗る
ことは、自分以外の力を利用することです。自分だけの力では困難なことでも、
流れに乗れば容易くできることが、いろいろとあるのではないでしょうか。

成功者の多くは、「自分は運がよかった」と言います。「運がいい」ことも、
流れに乗れたからではないでしょうか。流れに逆らえば、いくら力があっても
目的を達成することは困難です。大切なことは、流れに逆らわない、ことです。

時代の流れや人の心の変化といったものは、目には見えません。
目には見えないけれど、大きな流れが自分の前にあるのです。

最初は、うまく流れに乗れないかもしれません。何度も失敗を繰り返さないと、
流れに乗れないこともあります。それでもあきらめずに、流れに乗る意志があ
れば、いつかきっと、すいすいと流れに乗って、目標を達成できるのです。

心の目をそらしているだけで、いつでも目の前に、自分を助けてくれる、大き
な流れがあるのではないでしょうか。

その流れに乗ればいいのです。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

僕もたくさんの成功している人を見てきました。そういう人に共通するのは、
まわりへの感謝を常に持っていることです。まわりの人を味方にすることが、
流れに乗るコツではなかろうかと思います。


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