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週刊「よりよい生き方」 NO.349 08.04.06
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○ ことばのチカラ ○
日の当たらない場所にいるのであれば、自分が光になればいいのです。
蛍の光は、暗い場所でなければわからないくらいの小さな光です。
暗闇では、小さな光であっても、存在感を発揮します。
人間も、自らが光となって輝くことができます。
明るい場所では、はつらつとした人の輝きは、しっかりとわかります。
明るい場所では目立たなくても、薄暗い場所であれば、小さな光でも存在感を
しめします。
小さな光でもいいのです。
その光を、誰かが見ているのです。
自分が光ることは、誰かの支えになります。
あなたの光を見た誰かが、元気になるのです。
元気になった誰かが、いつかあなたにも、よい影響をもたらすのです。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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○心のままに○
いろんな場所で、新入社員らしき人たちを見かける季節になりました。そうい
う人を見ていると、自分が新しい環境に入った頃を思い出します。
入学や就職や転職など、新たな環境に入った時の新鮮な気持ちを思いだしなが
ら、初心に返ることの大切さも思います。初心に返ることは、いつでも可能で
す。初心に返るたびに、人は新たな成長をはじめるように思います。
夢と希望に胸をふくらませながら入った環境が、自分の意に沿わないこともあ
ります。理想と現実には、いつもギャップがついてまわります。
横たわる溝が大きいほど、自分の無力さを痛感するのではないでしょうか。
「こんなはずではなかった」と思いながら過ごす日々は、見方を変えれば試練
でもあります。
落ち込んだ日の経験は、いつか報われる時が来ます。思い通りにならなくて、
迷いながら進む道も、いつか自分の力になるのです。大切なことは、「自分が
どこに入ったか」ではなくて、「自分がそこで何をしたのか」です。
落ち込むこともあるでしょう。悔しさに、泣きたくなることもあるでしょう。
それでも時間は、前に向かって流れていきます。
過去を振り返っても、後戻りできません。
振り返ることは、時間の流れに逆らうことです。
流れに逆らうから苦しいのです。
流れに逆らおうとするから辛いのです。
前向きに生きる、ということは、時間に逆らわないで生きていくことです。
前向きに生きることは、流れに乗って生きていくことです。
流れに乗れば、苦悩の日々が、大きな喜びをつかむための契機になるのです。
すべての経験は、大きな喜びを知るために必要な出来事なのです。
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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>
「心のままに」とは矛盾しますが、振り返ることも大切です。一日に一回は、
自分を振り返る時間を設けると、心にゆとりが生まれます。
遠い昔を振り返っても、そこから変えることはできませんが、今日一日であれ
ば、明日からちがうやり方をする、などと、変えていくことができます。
明日に向かってのテーマが決まれば、ぐっすりと眠れるのではないでしょうか。
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<発行者> 礒 ひろし (いそ ひろし)
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