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週刊「よりよい生き方」 NO.378 08.11.09
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○ ことばのチカラ ○
うまくいかなくて当たり前、と考えると、うまくいった時に「誰かのおかげ」
と、感謝できます。
謙虚な気持ちでいることが、感謝につながります。
感謝することで、気分も良くなります。
感謝することで、運も開けます。
人間は、ひとりだけでは生きていけません。
誰かのささえがあるから生きていけるのです。
感謝することによって、ギスギスした人間関係が改善したり、仕事がうまくい
くようになるのです。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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○心のままに○
何かをすれば、うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。
先週号で書いたパソコンの自作にしても、経験を重ねると、うまくいかないこ
とさえも楽しめるようになります。もちろんうまくいけば、それに越したこと
はなく、好んでトラブルを招き入れる必要もありません。
失敗からは多くを学ぶことができます。たいてい失敗すると「なぜ？」と、考
えます。疑問を解決するために、いろいろな手段で原因を探ります。正しい原
因にたどり着くこともあれば、推測に終わることもあります。
どこまでたどり着けるかに関わらず、前向きに何かを考えることに価値がある
のではないでしょうか。
俗に言う、会議のための会議とか練習のための練習のように、ただ時間を費や
すだけで成果の上がらないことがあります。これは前向きな思考で挑んでいな
いのだと思います。
「どうせこんな会議には意味がない」と考えていたり、「こんな練習、早く終
わればいいのに」と考えていれば、成果は上がりません。会議において「こう
いうことを提案しよう」とテーマを考えたり、「この部分を上達させよう」と
考えて練習すれば、成果はまったく変わります。
「なぜ？」と考えるところから、人間の進歩が始まります。失敗した時の「な
ぜ？」は、人間を成長させる絶好の機会です。何度も「なぜ？」を繰り返して
いくうちに、人はいろいろなことを学ぶのです。
失敗した時の「なぜ？」と同じくらいに、成功した時の「なぜ？」も大切です。
単なるラッキーで終わるのか、そこからさらに進化するのかは、成功した時の
問いかけによって左右されます。
うまくいかなくても「なぜ？」と問いかける。
うまくいっても「なぜ？」と問いかける。
問いかけることによって、よりよい答えを導き出せるのではないでしょうか。
自分自身への問いかけを、大事にしたいですね。
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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞
うまくいった時の問いかけをできる人が、成功し続ける人なのではなかろうか
と思います。問いかけることが人間を謙虚にさせるのでは、と思います。
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＜発行者＞ 礒 ひろし （いそ ひろし）
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