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週刊「よりよい生き方」 NO.380 08.11.23
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○ ことばのチカラ ○
逆風が、追い風に変わることだってあるのです。
はじめはうまくいかなくても、あきらめずに続けていれば、自分の中の何かが
変わります。自分が変わっていくうちに、風向きも変わります。
風向きが変われば、運も味方してくれるのです。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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○心のままに○
何をやってもうまくいかない時というものは、誰にでもあることです。スラン
プに陥れば、どこかに原因を探したくなります。
原因がわかればいいのですが、わからない場合もあるでしょう。原因がわから
ないと、その原因を誰かのせいにしたくなるのが人情ですが、人のせいにして
も問題は解決しません。
「なんて自分には運がないんだろう」と嘆いてみても、天につばを吐くような
ものです。嘆けば嘆くほど、自分がみじめになるばかりです。
何をやってもうまくいかない時は、自分を見つめ直す絶好の機会かもしれませ
ん。立ち止まって自分を見つめ直す機会は頻繁にあるものではなく、むしろ貴
重な時間です。そういう時間こそ、有意義に使いたいものです。
はがゆい自分を見つめる時に注意したいことは、自分を否定してはいけない、
ということです。自分を否定すれば、自分自身から目を背けたくなります。
目をそらしていては、本当の自分は見えてきません。
むしろ良いところも悪いところも、好きなところも嫌いなところも、自分に関
するすべてのことを、あるがままに丸ごと肯定すればいいのです。
許せない自分であっても、自分とは一生付き合わなければいけません。
そうであれば、すべてを許せばいいのです。
価値のない自分と思ってみても、一生付き合うのであれば、「価値がなくても
いいんだよ」と、そのままの自分を認めればいいのです。
現実をあるがままに受けとめることが、人間を成長させる基盤になります。
良いことも悪いこともすべてを認めるためには、勇気が必要です。
すべてを肯定する、ということは、勇気のある証（あかし）なのです。
自分のすべてを肯定するところから、人間としての成長がはじまるのです。
自分のあるがままを肯定すれば、今何をすればいいのかも見えてきます。
何かをすれば、何かが変わります。
自分を肯定すると、人を肯定できるようになります。
自分を許すと、人を許せるようになります。
心の眼は、自分を見つめることと同じように、外側を見ているのです。
自分のすべてを肯定しよう。
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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞
うまくいかない時ほど、自分を粗末にしているのではないでしょうか。自分を
大切にすれば、ものごとは好転するように思います。
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