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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.395 　　 　 09.03.22
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○　ことばのチカラ　○


世の中には、不公平な要素がたくさんあります。

それでも苦難を克服しながら、人間として成長する人がいるのも事実です。
人間には苦しさや悲しさを、楽しさや喜びに変える力があります。

自分に解決できない問題は、我が身に降りかかりません。
目の前の問題は、あなたが解決することを待っているのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


卒業シーズンも終盤になり、新たな出発の季節になりました。学生時代は、さ
まざまなイベントのおかげで、心機一転できる機会を与えられていました。

社会人になっても、転勤や人事異動など新たな出発の機会を与えられることも
ありますが、多くの場合、自分で出発点を決めます。イベントも与えられるの
ではなく、自らの意志で作り上げていくものへと変わります。

僕が学生の頃、『卒業』というタイトルの歌が何曲も流行りました。当時は卒
業とは、次のステップに移るための学生に与えられた権利という解釈をしてい
ました。今では、社会人になっても、卒業というイベントがあると思います。

昨日までの自分からの卒業や、辛かった自分からの卒業など、人は、季節やま
わりの環境とは関係なく、自分の意志で卒業を決めることができます。

脱皮しながら成長していく生物がいるように、人間も古いものを捨てながら成
長できるのです。表面的な皮だけでなく、心に覆い被さったものも、捨てるこ
とができるのです。

新しい自分を始める機会は、何度でもあります。
一度や二度の失敗にめげず、何度でもやり直せばいいのです。

誰かの許可を得ることなく、自分で決めることができるのです。
自分で決めれば、責任も自分が引き受けることになります。

つまり学生と社会人との違いは、責任の引き受け方の違いではなかろうかと思
います。他の誰かが引き受けてくれるのか、自分で引き受けるのか。自分で責
任を引き受ける覚悟ができれば、新たな自分を始めることができるのです。

何らかの行動を起こせば、何かが変わります。
よい原因をつくれば、よい結果が現れます。
すべて、自分の意志で決めればいいのです。

今から、ここから、始めればいいのです。

新しい自分を始めよう。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

仕事も年度末でバタバタしていますが、今のチームは、「それぞれの強みを活
かしながら」というテーマで仕事をしています。そのおかげで、目標達成でき
るメドが立ちました。まわりの人たちに感謝・感謝の毎日です。

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