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    週刊「よりよい生き方」     NO.407      09.06.14
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○ ひとこと ふたこと ○


逆境は、人を試します。
試練の時が、自分の心を磨くのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


失意を経験したこのない人はいません。期待が大きければ、期待はずれになっ
た時の落ち込みは大きくなります。程度の違いはあっても、落ち込むことは誰
にでもあります。

落ち込んで傷ついても、人は、立ち上がる力を持っています。立ち直りの方法
に王道はありませんが、失敗の原因を知ることが近道になります。

「原因を知ることで、問題の半分は解決する」と、いろんな人から教えていた
だきました。原因を知ることによって、やり方を変えることが可能です。原因
を変えれば、結果は変わります。

失った時間を取り戻すことはできなくても、これからの生き方に役立てること
は可能です。失敗があったから大切なものがわかる、と解釈できれば、失敗は
貴重な経験に変わります。

間違いに気づき、自分の非を認めるためには、勇気が必要です。勇気は、人の
強さの源です。勇気を出すから、人は強くなれるのです。

自分を責めるのではなく、認めればいいのです。
誰かを責めるのではなく、事実を受け入れればいいのです。

過度の反省は、心を小さくします。誰かを責めれば、怒りが大きくなります。
怒りが募れば、心はボロボロになります。

大切なことは、過去にとらわれるのではなく、未来に目を向けることです。
原因を知ることは、過去を清算し、未来に目を向けるためのステップなのです。

過去を振り返ることは、犯人捜しや、罰を与えることではありません。犯人捜
しは、警察に任せればいいのです。罰を決めるのは、裁判所に任せればいいの
です。

自分にできないことをやろうとすれば、心は疲れます。できないことよりも、
できることに目を向けたいものです。何ができて、何ができないかを知ること
が、人間を成長させる力になるのです。


原因を知ることは、自分を知ることでもあります。
自分を知ることによって、人間は成長するのです。

逆境の時は、自分を見つめる絶好の機会です。
悪いことは、自分を知るために訪れる試練なのです。
試練を乗り越えた時、喜びとともに自分への信頼感が強くなるのです。


つらい時こそ、自分を信じてみたいものですね。



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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

当初は、村上春樹の『1Q84』を図書館で借りて読もう、と思っていました。
ただ今回マスコミが騒いだこともあってか、予約を入れようとした段階で、か
なり時間がかかることがわかりました。

しかたなくAmazonで予約を入れましたが、10日発送の予定が、19日
頃にずれ込みました。なんとか今月中に読みたい・・・と思っている、今日こ
の頃です。

待つ楽しみも、たまにはいいものですね。

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