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週刊「よりよい生き方」 NO.412 09.07.26
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○ ひとこと ふたこと ○
人間は生きているだけで、価値のある存在です。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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○心のままに○
先週の土曜日、祖母が他界しました。おかげでメルマガをつくる時間もなく、
バタバタとお通夜や葬式などの準備をしました。葬儀会社にすべてお願いする
のではなく、できることは自分たちで、というスタイルでやりました。
実際に体験してみると、知らないことが多く、いろいろと勉強になりました。
生まれて初めて、人が死んだ直後の顔を見たり、死ぬと体が冷たくなるんだ、
ということを体験するなど、なんとも意味深い経験をしました。
「なにごとも経験」と言われるように、経験したことは自信につながりますか
ら、最後の最後まで学ばせていただいた、おばあちゃんに感謝しています。
２週間ほど前から危ないことはわかっていたため、仕事を休まなくてはいけな
いな〜、と思っていました。連休初日の早朝（深夜）に亡くなったため、仕事
に支障がなかったことも、ありがたいことでした。
いろいろありましたが、お通夜のお坊さんの説教は、特に印象に残りました。
一言で言えば「命を大切にする」ということです。途方もない確率の中で、私
たちは生まれました。それは奇跡に近い確率です。
自分を卑下したい時もありますが、何もできなくても、生きていることが、と
てもすばらしいことです。ただ生きているだけで、価値のあることです。
早いか遅いかの違いはあっても、人間は、いつかは死にます。充実した人生で
あっても、迷いの多い道であっても、誰もが、いつかは死を迎えます。
もしかすると人間の価値は、死を迎える時に決まるのかもしれません。自分自
身で解釈するのではなく、お葬式の時に「あの人は、こういう人だったねぇ」
と、参列者の人たちが、しみじみと語ることなのかもしれません。
とある研修で、自分の葬式を想定して、自分自身に対して弔辞を読み上げる、
というプログラムがありました。自分自身への弔辞を考えてみると、何をした
いのか、何をしなければいけないのかが、わかるのではないでしょうか。
死に方は、生き方を表します。よりよい死に方を考えることが、よりよい生き
方を考えることに、つながるのではないでしょうか。
死を迎えるまでは、命を大切にしたいものですね。
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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞
慌ただしい連休を過ごしたおかげで、体はくたくたになりました。会社では、
一週間休んだ人がいたため仕事が増えて・・・、今でも疲れが残っています。
明日はのんびりしたい、と思いながらメルマガを書きました。
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＜発行者＞ 礒 ひろし （いそ ひろし）
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