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    週刊「よりよい生き方」     NO.417      09.08.30
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○ ひとこと ふたこと ○


計画を立てる時、最悪まで想定しておけば、それ以上悪いことは起きません。
最悪を想定した上で、実行する時には、楽観的に考えればいいのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


『問題の原因を知れば、その問題の半分は解決したことになる』と言われます。


問題の原因がわかれば、冷静さを取り戻して、対処方法が見つかります。原因
がわかれば、同じ失敗を繰り返すこともありません。問題解決のために、原因
を知ることは重要です。

人間は、学ぶことによって成長します。人間はミスをする生き物ですから、問
題が表面化することは、むしろ良いことです。問題に気づかなければ、ズルズ
ルと深みにはまりますから、ある意味においては、問題は歓迎できるものです。

原因を知り、それを改善することによって、何もなかった時よりも良い結果が
生まれます。原因を知ることは、原因を変えることです。原因が変われば、結
果も変わるのです。


しかし、原因を知って改善しても、同じ失敗を繰り返すことがあります。
失敗から学んだにも関わらず、状況が良くならないこともあります。

こうした場合、知ったつもりの原因が、じつは違っていた、ということも考え
られるのではないでしょうか。正確な原因を把握しなければ、問題は解決しま
せん。

A地点に原因がある、と考えていたことが、B地点だった、ということもあり
ます。単純思考で決めつけると、問題の本質を見誤ることがあります。ものご
とをとらえる時は、全体的・多面的に考えたいものです。

間違った原因を認識したために、事態が悪化することがあります。原因がわか
ったつもりでも、同じ失敗を繰り返すのであれば、違うところに原因があるの
ではないかと、考えてみたいものです。


時には、どれだけ考えても真の原因に行き当たらないこともあるでしょう。
原因を探ることに気をとられて、違う問題が起きることもあります。考えても
見つからないのであれば、それ以上考えない、という選択肢もあります。

はじめから複雑に考える必要はありません。
問題が続いたり、改善されない時に、違う原因を探ればいいのです。
疑わしいところを、ひとつずつ解決すればいいのです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

早いもので、今年もあと4ヶ月ですね。年初の計画を見直すには、いい時期で
はなかろうかと思います。

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