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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.423 　　 　 09.10.11
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○　ひとこと　ふたこと　○


人間だから、失敗することもあれば、落ち込むこともあります。
心がマイナスに傾くことだってあります。

世の中には、立ち直りの早い人もいれば、立ち直りの遅い人もいます。
立ち直りの早い人は、反省はしても、人格を否定することはありません。

「反省なき者に進歩なし」と言われます。
反省することが、人間を成長させるきっかけになります。

反省とは、間違った行為に対してするものです。
反省とは、自分や誰かを責めることではないのです

反省のしかたを変えると、立ち直りも早くなるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


「人生は苦なり」と、釈迦はおっしゃいました。


「人生は苦なり」を基準にすれば、生きていくことは、それほど悪いものでも
ない、と感じられるのではないでしょうか。

人それぞれに、うれしさや辛さを感じる基準があります。その基準となるもの
は、誰かと比べるものではなく、自分自身で決めるものです。

基準点を高くすれば、辛いことも多くなりますが、基準点を下げれば、喜びが
たくさん見つかります。もちろん、いつでも基準点を低くすればいい、という
ものではありません。

なんらかの目標を持って前向きに挑む時は、基準点を上げればいいのです。
夢が破れたり、願いが叶わない時には、基準点を下げてもいいのです。

がんばることも必要ですが、がんばらないことも、時には必要です。

天気が毎日変わるように、心だって変化しています。
その時々の状況に応じて、基準を変えればいいのです。

上り坂の時は、基準を高めに。
下り坂の時は、基準を低めに。

時に応じて、心の基準を変えることが、生きやすさにつながるように思います。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

ご参考までに、『ダーウィンの進化論』を紹介します。

いちばん生き残るのは 強い種でもない、賢い種でもない。
「変化に対応する種」である。


変化に対応することが、大切ですね。

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