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    週刊「よりよい生き方」     NO.436      10.01.10
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○ ひとこと ふたこと ○


プラスもマイナスも、自分の心が決めているのです。
出来事には意味がなく、心が自由に判断しているのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


同じものを見ても、見方によって解釈が変わります。以前は何とも思わなかっ
た風景を美しいと感じたり、さほど気にかけていなかった人の素晴らしさがわ
かったりと、その時の気分や置かれた状況次第で見え方は違います。

苦手だと思い込んでいる人にも、なんらかの長所はあります。いやだと思う仕
事にも、なんらかの楽しめる部分があります。マイナスにとらえていた事にも、
見方次第でプラスの面は見つかります。

ほんの少し見方を変えるだけで、不幸と思っていた出来事にも、学べるところ
や、喜びを見いだすことは可能です。幸福と不幸は背中合せと言われるように、
プラスとマイナスは、遠いところにあるのではなく、いつでもすぐ近くにある
ものです。

違う解釈をすれば、幸福の中には不幸の種があり、不幸の中にも幸福の種があ
ります。さまざまな出来事には多様性があり、さまざまな人間にも多様性があ
ります。多様性を認識する事で、それまで許せなかったことを、許すこともで
きるのです。

見方を決めるのは、自分の心です。
自分の心が、プラスにもマイナスにも判断しているのです。

心のあり方次第で、すべてを肯定することもできれば、すべてを否定すること
もできます。自己肯定感の強い人ほど、まわりを肯定することが多くなります。

人を肯定するのは、自分自身を肯定することです。
ものごとを肯定することも、自分を肯定する心から生まれます。
外側の見え方は、自分の内面を見る目に左右されるのです。

肯定することの多い人ほど、幸せな日々を過ごしています。
否定することの多い人ほど、辛い日々を過ごしているのではないでしょうか。

自分を見つめることは、外側の見方を変える第一歩です。
自分を見つめるところから、喜びや幸福感の多い日常が生まれるのではないで
しょうか。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

「人生は苦なり」と言われた釈迦が、晩年に「世の中は美しい」と言われたの
も、内面を見つめて心をきれいにされたからこそ、ではなかろうかと思います。

釈迦のように悟りを開くことはできなくても、昨日よりも今日、今日よりも明
日と、心をきれいにしていくことは、私たちにもできると思います。

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