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    週刊「よりよい生き方」     NO.459      10.06.27
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○ ひとこと ふたこと ○


自分の心を少し変えるだけで、見方や感じ方は変わってきます。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


「変えられるのは未来と自分。変えられないのは過去と他人」と、言われます。
たしかに過去の事実を変えることはできません。相手を変えようとしても、な
かなか変わりません。

変えられるものと、変えられないもの。
この違いがわかっていれば、ストレスもたまりません。

わかっているつもりでも、ついつい変えたくなることがあります。なんとか変
わらないだろうかと、思案することもあるでしょう。ストレスの多くは、変え
られないものを、変えようとするところから生まれるのではないでしょうか。

「あの時、ああすれば良かったのに」と、過去を嘆くことは、とても愚かなこ
とです。もちろん失敗を生かす方法はあります。しかし後悔しても、過去は変
わりません。嘆けば嘆くほど、後悔すればするほど、マイナスのエネルギーが
大きくなって、心をむしばみます。

「こうしてほしい」と人に言っても、聞き入れてくれないことがあります。何
度もお願いをしても、まったく改めないこともあります。言えば言うほど腹が
立ちますから、言うのをやめます。言わなければ、ますます相手は図に乗りま
すから、自分のイライラはつのります。

変えられないものは、変わらないと認識した方がいいでしょう。変わらないも
のと、変わるものの違いを認識することが、ストレスを減らす近道ではないで
しょうか。

できないことを一生懸命するよりも、できることに力を入れたいものです。

過去の事実は変わらなくても、解釈を変えることは可能です。悪い出来事でも、
そこから何かを学ぶことができれば、悪い過去ではなくなります。

人を変えることができなくても、その人の長所を探すことは可能です。見方を
変えると、自分の心にゆとりが生まれます。たとえ思い通りにはならなくても、
反面教師として教材にすることもできます。

どんなところからでも、どんな人からでも学ぶことはできます。
何かを学ぼうとするところから、人間の成長がはじまるのです。

学ぶことは、自分の心を磨くことです。
心を磨くうちに、今まで許せなかったものを、許せるようになります。
心を磨くうちに、感謝できなかった人を、感謝することもできます。

自分にできることから、はじめればいいのです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

私事ながら・・・、近々免許の更新に行きますが、初めてのゴールド免許です。
ゴールド免許も「ひとつの運」ではなかろうかと思います。今回は運が良かっ
ただけと、浮かれることなく、安全運転を続けたいと思います。

なにごとも謙虚さが大事ですよね。

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